ウィズコロナ・ジャーニー
書籍「チーム・ジャーニー」を発刊したのは2020年2月のこと。デブサミというカンファレンスで、書籍に関する話をギリギリできたものの、その後世界はコロナに突入し、本を読んでくださった方とのコミュニケーションが全くできず仕舞いでいた。
コロナへの恐怖がピークに達した4月-5月など、各組織は在宅リモートワークへの対応を迫られて、のんびり読書会なんてやっている状況ではなかった。
個人のレベルでも不安が強い時期だった。コミュニティでdiscordを開き、集まれる場所を作ったわけだが、私自身もこの場にずいぶん心を励まされたものだった。
「コロナとともにある」という状況になれてきたのは、ようやくこの1ヶ月ほどのことではないだろうか。もちろん不便を強いられる生活には変わりないが、徐々に適応の度合いを高めてきているのが今ここと言えるだろう。
さて、落ち着いたところでやはり心のこりに思うのは、読者と会えず仕舞いでいるということだ。とはいえ、この状況はまだまだ不安定で、どちらかというと新たな取り組みには自重的。そこで遭遇出来る場が無いなら、こちらから作ろうと思い立った。
カイゼン・ジャーニーを手にとってもらい(今なら電子書籍が50%オフ/8月20日まで)、有志を集めてもらってそこに本のエッセンスを伝えにいく。その後、集まった人たちでそのまま読書会を開く流れが作りやすい。
こうした記事を書いて、早速いくつかお話を頂いている。とてもありがたいこと。新たな現場やチームとの出会いが楽しみでならない。
ジャーニーは続く。