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[ネタバレしかない] 十三機兵防衛圏 レビュー


感想

面白かった!確かに名作だった。だが、思ってたゲームと違ったような合ってたような、不思議なプレイ後感。

アドベンチャーだと思ってたけど普通にメカシミュレーションバトルがあり、そもそも主人公が13人いるのでストーリーが入り乱れまくるややこしさ。
推理ゲームか?単に読み進めていけばいいのかと思って割とテキトーに遊んでいたが、徐々によくわからなくなってきたのでメモをしながら遊び始め、そして全会話メモらないともうわからんとなってきた頃にはもうメモはやめた。

用語集やイベントリストもあったし、そこを見ていけば分かるのだろう(と思ったけど結局よくわからないことも多かった)。

用語集が適宜アップデートされてしまう問題

しかもアドベンチャー部分とバトル部分が別ゲームみたいになってるので、なんだかよくわからないまま怪獣と戦い、そこでは主人公たちが力を合わせて戦っているのに、ストーリー部分では全然仲良くしてないどころか面識もなかったりする。頭にクエスチョンマークが浮かんだままバトルをしているという新しい体験。

・キャラクター良すぎ

グラフィックだけでもかわいいかっこいいキャラクターたち、主人公だけでも13人いるので誰が誰やら!とはなるのだが、誰も良いキャラをしていて全員好きになる。あえてお気に入りキャラを挙げると男子だと比治山、女子だと南だが、他のキャラもみんな「好きじゃない要素」がなく、みんな違ってみんな良い。でも2188年の彼らはだいぶ病んでるので、ナノマシン事件などがない環境だし、清々しく育っていって欲しい。

変態でもいい、たくましく育ってほしい

・謎多すぎでは?

最初の頃に「え、冬坂が森村…?」「タイムトラベルだと!?」などと驚いていた頃は、それでもまだ話を理解できる気がしていたが、
「え、タイムトラベルじゃなくてそれっぽく作られた舞台を実際に移動していただけ?」「薬師寺は敵に操られている?」「というか舞台自体シミュレーション?」「同じ名前の大人たちが2188年という未来でエグい殺し合いをしている?」「主人公たちが普通に闘ってるけど、同時進行しているバトル編ではみんな協力して戦ってるし…」「そもそも怪獣なんなの?」
と、謎が裏返り別の謎になり、更に新しい謎が表れるというのを繰り返し、何がなんだかわからなくなる。安心して信用できる事実が最後の最後までほぼなかった。

こっちの脳みそもやばかった

それが最後に全てキレイに解決した!というわけでもなく、実はあの世界は全部仮想空間で、2188年の未来と思わせてはるか昔の話で、地球でもありませんでした!新しく人類の文明を発展させていこうね!めでたしめでたし。

となって、終わりの勢いでごまかされた感じがする。まあ、遊んでて特に不満とかはなかったけど、終わってからじっくり考えると、謎の提供量エグかったなとは思う。実際、一気に遊ぶのは2時間位が限度で、疲れがちだった。

・虚無バトル

しかし… 怪獣の襲来、そしてバトルは物語の根幹となる重要なファクターか、主人公たちを強くするための施策なのかと思いきや、当初の箱舟計画ではそんなもの存在してなくて単に人類生存計画に紛れ込まされたウイルスで、登場人物たちが撃ったり撃たれたり怪しんだりするのも特に誰かが仕組んだものをみんなで協力して解決するというよりは、悪人も含めて勝手に翻弄されあっていただけだったのでは…

全部2188年のグダグダ陰謀バトルのせいで、宇宙を股にかけた、全く意味のない怪獣バトルが繰り広げられていたということか… 虚無い激しいバトルというのは割と好きな展開ではあるけど、それにしても虚無。
いや、バトル自体は楽しかったけどね。なんか、「なぜ怪獣が色んな時代の街を襲うんだ!?!?」という謎すぎる展開の説明としてはなんというか、あんまりそれ自体に深い意味はなかったんだなー、と。

・人類とは…

あと、爽やかに終わったけどよく考えてみるとゲームの舞台である乙女座のどっかの星、人類が住めるということは、知的生命はいないかもしれないにしても、ほぼ確実に何かしらの生命が存在している星を無理やりテラフォーミングして人類をまた繁殖させるという、人類のエゴが詰まりまくったすごい計画だ。上位存在がいたら問答無用でぶっ潰されそう。

バトル

だいぶ後半まで、よくわからないまま遊んでいた。なんか一気に敵倒したら気持ちいいし、よくわからないけど勝てたからええわ、しかもランクSだったし、という感じでずーっと進められた。

でも、エリア3に行くと敵機兵のグラディエーターというのが出てきて、チョバムアーマーだかなんだかで300以下のダメージは通らないという、非情なデモリッシュブレード無効化が来て一気に苦戦してしまった。これまではデモリッシュブレード無双だったのに。

しかも一発300以上の攻撃って、案外少ない。相手は更にアーマー持ちなので、「アーマー貫通」+「一撃300以上」という両方の条件を満たす武器ってそうそうない。なにより第一世代にその武器がないというのがでかく、よくわからないままめちゃめちゃ苦労した。

が、そのあとはラッシュでボコボコ殴ったり、威力のでかいレールガンでダメージを与えてたらいつの間にか倒せていて、そこ以外はまたランクSでクリアできて、あくまでもストーリーがメインでバトルはオマケなんかなー、と思っていた… が…

最終戦は普通に敵が出すぎて、郷登が初めての戦死者となるというバッドエンド過ぎる展開。なんかめんどくさくなったので難易度を下げてクリアーして終了!全く後悔はない!

システムの詳しい説明が出たかどうか、もはや覚えていないが、エネルギーがよくわからないうちに増えてたり、逆に足りなくなったりするなぁと思っていたが、これも後半に巨大な敵が出てきてそれを倒したら一気に回復したことで、「なるほど敵を倒すとエネルギー回復するのか」と気付いた。遅すぎ!敵に与えたダメージが多いほど経験値を稼げるっぽいのは知ってたが。

だが、そのシステムのせいで補助系の機兵はエネルギー不足になりがち且つレベルが低くなりがちなのがちょっと大変だった。

しかし、戦闘で死者が出るという可能性を知ったときは、ファイアーエムブレム的に死者が出るとストーリーに影響が出るのかと思ったが、そんなことは全然なかった。でも、機兵が大破するレベルの激しいバトルで、人間状態で生き延びれるものなのだろうか。一方的に勝つか、一方的に負けるかしかなさそうなんだよなー。地球防衛軍みたいに人間状態でもなんとか戦えるとかならまだわかる… というかターミナルの中に逃げろ!

・武器の進化が熱い

よくわからないまま経験値を使って武器の強化をやっていると、どうも武器が進化することに気づいた。進化というか新しい武器が解放される形。大体は強化版で便利。魔装機神感があってワクワクした。特にターミナルのレベルを上げることで解放される最強武器を強化して更に解放されるとか、熱い。強化版のプラズマアーク溶断機という、ロマン武器過ぎるものもあったが。

同様に機兵それぞれのステータス強化もできるようなのでやってみたら誤差レベルでしか変わらず、なるほどこれはやりこみ要素ね、と一瞬で気づいた。クリア後の解放で良かったのでは?

・オシャレデザインマップの弊害

マップはオシャレだったが、オシャレ感が強くてなんだかわからないことが多かった。攻撃範囲に入った的をLRで選択できるが、若干見にくいし、敵のミサイルは大体画面外にあるし、何より第四世代以外の機兵はグリッドに応じて移動するが、グリッドが結構見にくいのと地上敵が進路上にいると進めなくなるのと、敵が増えてくると地上と空中の敵がもうなにがなにやらになるなど、まず小さい敵を殲滅してから大きな敵だけ残してしっかり確認するという作業になったりする。

・戦術

最初の頃はどの武器を使っても敵がどんどん倒せるのでものすごくテキトーに行けたので、あくまでもストーリーがメインでこっちはオマケなのかと思いきや、後半は一応そこそこ考える必要が出てきた。

各世代の機兵で結構使い分けが必要で、二と四世代がサポート、一と三が攻撃役という感じだった。ただ最終的には第四世代のインターセプターと、如月の長距離ミサイルが強すぎて最後はそれだけだった。インターセプターは、おそらく強いだろうなというくらいで実際はどのくらい敵を倒してくれていたのか全然わからなかったけど、敵が残り一体になったときのなぶり殺し感がすごかったので、かなり雑魚敵を処理しててくれたんだろうな。

逆に序盤でよく使っていたリープアタックは後半ではダメージが低すぎるしシールドも貫通しないし、何より道路以外にはまって動けなくなることがあってほとんど使わなくなった。というか後半はもう飛んでる敵やシールドついてる敵やミサイルを落とすために常時EMPを使いまくるという、シミュレーションゲームといえばじっくり考えて進めるというもののはずだがとにかく慌ただしいゲームになっていた。

・武器の詳細がわからないことが多い

武器のどれが複数に一気に当たるか、敵それぞれに一発当たるのか最後までよくわからなかった。
特にデモリッシュブレード。攻撃回数が多いのでたぶん分散されて複数に当たってるようだが、他の武器も同様なのか…?

空中と地上、もしくはどちらにも当たるのかははっきり分かるんだけど…
敵の動きを遅らせる、とかのサブ効果も詳細は全然わからないし、結構説明不足が多い。

・特定キャラ出撃ミッション

同じキャラを二回出撃させると脳負荷が高くなって次の出撃ができなくなるという、同じキャラばっかり使っちゃいけませんよシステムがあって、それは色んなキャラを使えるし、連続でバトルをすると点数倍率が上がって問題ないんだけど、ミッション達成には特定のメンバーが必要になることがあって、そのときに休みになってるともちろん達成できなくなる。

そして先のステージの情報は見られないため、そのときにそのキャラが休みになってると達成できなくなるため、全員休ませて点数倍率をゼロに戻す必要が出てきてしまう。ただ、実際のバトル面だとなんだかんだでみんな会話してるので、理不尽に倍率を戻された感があってあまり好きくはないシステムだった。


登場人物感想 (順番はプレイ時の登場順)

井田 哲也

なにかの組織の怪しいおっさんだが、若い頃は網口と同じ見た目。網口が怪しいキャラになるのかと思ったけどただただ井田だけが怪しいだけだった。

結局行動倫理も目的も最終的な結末もトップクラスにいまいちよくわからなかった。
単に如月を復活させたかっただけなのか?

森村 千尋

保険医。白衣か全身タイツしか着ないドエロイ身体をしている。よく死ぬ。

色んな時代で色んな身体に乗り移っているという情報が出てきて、そういえば関ヶ原の妹も千尋だった。まさかと思いきやマジで同じ人。結局ほんとに冬坂らしいが、前のループの人間かと思いきやAI…?

色々頑張っているのに全然報われないし、森村ズが多すぎて色々やりすぎて途中から彼女らの目的を考えるのをやめた。

イージス計画を強引に進めている悪人!と色んな人に言われるかわいそうな人…なのか?
最終的には幼女バージョンしか残らないが、そちらは2188年の博士そのものだったらしい。

鞍部 十郎
和泉 十郎

和泉がどっかから2024年にワープしてきて、更に1985年に戻り、なんだかんだで人格が壊れて鞍部になった。
怪獣映画が好きだと思っていたが、実は柴に渡された和泉の記憶だった。

柴に操られてなにか悪いことをやらされているのかと思いきや、そんなことはなく単に色んな人に気にかけてもらっているだけだった。
タイトル画面での目立ち方と言い、どう見ても主人公だったが、鞍部としての活躍はそこまではなく、前のループの和泉が既に主人公作業を全部終わらせていた。

鞍部 玉緒

色んな時代に存在しているっぽい。
AIと思ってたけど結局15人の一人だった。鞍部のおばあちゃんだったり、三浦、比治山と一緒に出てきたときは超重要キャラ感があったが、そのあとはずっと名脇役キャラという感じだった。

柴 久太

十郎の友人。実はアンドロイド?ではなく存在してない疑惑…?
どちらも正しくて、ドロイドであった時期もあり、最終的には鞍部の脳内にしか存在してなかった。
ってか、それだったら十郎、割と序盤から色んな人に怪しまれていたはずなのでは!?ビデオとかも存在してなかったわけか。

でも網口には認識されていたっぽいのはなんだったんだ…?見せたい相手には姿を見せられたのかな。

ゲームプレイは誰がやってたんだろう

因幡 深雪

アイドルらしいが、やけに名前がフィーチャーされると思ったらやっぱり重要人物だった。
でも現実のキャラとして出てくるのではなく、網口の脳内だけに語りかける存在。

因幡だし、兎美と何か関係ありそうだなー、と思ってたらほんとに兎美だった!別の世界線の、というか前のループの兎美がAIになってなんだかんだでアイドルに。詳しく考えるとよくわからない。

本体というかデータが人工衛星にあるという話になったが、その衛星が現実なのか仮想空間なのかわからんし、なんで因幡深雪が切り札になったのかもよくわかっていないのだった。

郷登 蓮也

2064年生まれだが2100年に飛んできた?なんか色んなところにいてどこでもキーパーソンな振る舞いをしている。
2188年にはシキシマCEOになっているらしく、黒幕感すら出してくる。

しかも一人だけストーリーが全然進められない。14%のときに、他の全員を80%以上にしないと進められず、とにかくできるマンという印象だけが先行するやつ。そのおかげで一旦話が進むとものすごい勢いで謎が解けていく。

悪者感がありそうでない、ただただできるリーダーという感じで地味に好感度もずっと高いキャラ。珍しい。

網口 愁

1985年のナンパ野郎。ノーヘルバイクで高速乗ったりしてるので、選択肢ミスるとあっさり事故で死にそうと思ってたが、そんな展開はなかった。
実は井田らしいが、和泉鞍部、森村冬坂と違って全然同一人物感が感じられない。

モテ男というだけで自動的に好感度が低くなってしまうが、部屋はオタクだし、割と重要な事実に関わるイベントが多い印象。特に舞台となる街が直径30kmしか存在していないという事実が判明した瞬間はゾクッとした。

鷹宮 由貴

1985年のスケバン。ひたすらに強い。そして服装も魂もとてもスケバン。
井田の組織を手伝わされ、網口にナンパされ… よく考えたらどっちも井田じゃん!
後半のバトルでクアッドレッグスパイクが強すぎて頼りになりすぎた。

と思いきやエピローグで普通に小奈津という娘を生んでて、南ちゃん好きすぎる。比治山と沖野というカップルもいるんだから別に南とくっついてよかったのでは。まあ、こちらはあくまでもものすごい友情であって愛情ではなかったんだろうけど。

冬坂 五百里

将来的に森村先生になるのかと思ったが実はそうでもなかったが、実はそこまで外れてもいなかったという、叙述トリックの塊のような子。千尋が乗り移り先に使おうとしていたけど、途中で終わったらしい。

冬坂が森村で五百里が千尋?

鞍部同様、ヒロインかと思いきや、それは最初の方だけで、森村たちが活躍し始める後半はあんまり印象がなかった。
というか15人の一人に「冬坂」がいなかったということは、エピローグではどっちになったんだろう。

如月 兎美

メガネっ子。ウサミちゃん。2025年から郷登といっしょに1985年に来た難民的存在。転移直後にヤンキーに喧嘩を売っており、ゲームが違ったらバッドエンドになってるところだった。

彼女のイベントは多いが、それよりも郷登が謎すぎてセットで謎が増える。彼のエピソードが解放されたら一気に色々わかりそうなのに見れないからモヤモヤした。

記憶から再生されたAIで、ドロイドのボディに記憶をインストールされているバージョンや、426にその身体を取られたバージョンもあり、ややこしい。未来の井田/網口が作ったのかと思ったが、前のループに作られたもので、それが因幡深雪になり…?ややこしい!
和泉に次ぐ同一キャラの多さ。

というか色んな男子からやたらとモテている。ストーリー上の重要度も高いし、スタッフのお気に入りだったのか。

沢渡 美和子

足が太くてかわいい。ぽやっとしている。

この展開で主人公じゃないってことある?

この子だけ全然機兵に乗らんしエピソードも解放されんなと思ってたら、15人の中には入らないらしい。マジかよ。でも井田や森村は実はあのキャラだった!というのがあり、猫ですら重要キャラだったのに何の役割もないキャラクターがこのゲームにいるわけがない!というメタ的期待をずっとしていたが、結局目立つモブ扱いだった。なんやー!緒方のライバルヤンキーと同様のポジションだったか…

南 奈津乃

1985年キャラ。ほとんどブルマで行動するため、自分含め男子からの人気が高そうなキャラ。
イオリ、ミワと合わせて小学校からの友達。UFOマニア。UFO特番のビデオを見たりしている。なので鞍部とイベントが多いのかと思ったけど全然そんなことなかった。女子陸上部だからブルマというだけで、活動はサボりまくりだった。

BJというミニロボットを見つけて未来に連れて行かれる。軽率すぎて絶対死ぬ行動ばかりするのにフラグ過ぎるのか逆に死なない。

彼女のイベントとしては連続で色々と活動しているように見えるが、実際は結構長い間未来で遭難していたという割と不憫キャラ。

比治山 隆俊

脳筋、そして気が多い。でもいいキャラをしている。バトルでも活躍するので、なんだかんだで一番お気に入りだったかもしれない。

そして焼きそばパン中毒。プレイヤーにとってはどっちかというと比治山のほうが「焼きそばパンの君」なんだよなー。というか、ゲームを遊ぶ前に持っていた少ない知識の一つが「焼きそばパン」だったので、このゲームがしょっちゅう焼きそばパンをフィーチャーしているのかと思ったら、比治山ルートだけだった。

思わずコンビニで焼きそばパンを買ってしまった

なぜか女装沖野ラブを押していくと思ったら2188年の二人もラブラブだった。なるほど、そういう運命だったか。というか沖野はからかっているだけかと思いきや彼も結構本気だったんだな。…推せる!

一人だけ最初から最後まで他の主人公たちとイベントの雰囲気が違った。一番真面目に見えて一番ギャグ担当だった。

すれ違う女生徒全てに惚れ、あとは猫を追いかけて100円を手に入れ、沖野に翻弄される役割。三浦とセットのときだけかっこいい。

堂路 桐子

偽物らしいが、ボクっ娘。と思ったら沖野司博士だった。初登場で女装はなかなかの濃いキャラ。

沖野 司

存在を秘密にしていたり、女装したり、シミュレーションゲームを組み込んだり、なんか色々なキーパーソンな頭脳役。

だいぶ後半までバトルで機兵を操っていないことに気づいていなかったよ!バトルでも普通に会話に参加してたから…

三浦 慶太郎

南と未来で一緒に行動している。なぜか関ヶ原と混同して覚えがち。

比治山と出会っては1945年の同期のサクラ感を出し、「タカトシさん!」と呼びかけるのが印象に残ってるが、他なんかしたっけな… どっちかというとBJのミウラとよくセットで出てきて、そっちの南との友情パワーが強いので三浦くん何したっけ…ってなってしまう。

妹の千尋が大事で、森村状態になった千尋にも変わらず愛情を向け、それに負けて千尋がにいちゃんと言うシーンが良すぎた。

薬師寺 恵

メガネっ子。ウサミと仲良し。
猫と会話している不思議ちゃんかと思いきや猫も普通に喋りだした。
恵に対してしか喋らない猫かと思ったら、実は存在していなくて、似た見た目の猫が学校をうろついてるだけだった。

猫を調理しそうな勢いのサイコパスかなと思ってた

最後の方まで機兵のパイロットを謎の銃で撃ちまくるだけなので、「これでどうやって仲良く機兵バトルをしているんだ…?」と思ったが、実は猫はいい人でバフを撃っていたとは。ややこしい!
なんで猫は悪役っぽく振る舞ったのだろうか。つってもこの銃はいいものですつっても素直に撃たせてくれるわけはないか…

緒形 稔二

リーゼントヤンキー。モブかと思いきや普通にメインキャラだったし大活躍だった。バトルのラッシュで殴りまくるのが楽しかった。

喧嘩は強いしツンデレだし幼馴染の如月を普通に好きという、テンプレなヤンキーで素晴らしい。
途中の電車でのエンドレスエイト状態が普通にちょっと難しかった。

人体錬成されたときもリーゼントだったのかどうか、それだけが気になる。

関ヶ原 瑛

1985年組かと思いきや未来組?未来からワープしてきた?記憶がない。同時に森村先生の死体が。関ヶ原が殺したのか!というミスリーディング。

結局瑛も記憶が消えたような消えなかったような。東雲と違って、記憶が消えるよりは頭痛で苦しむイメージが強く、あとは要所要所しっかり活躍していた。

東雲 涼子

ストーリーのアンロックが最後。ずっと記憶がなくなったりなくならなかったりする忙しい不憫な子。

結局最後は記憶がすっからかんになり、でも逆にスッキリして戦いに旅立つ。いや、それ大丈夫…?

というかその状態で人体錬成されても問題はないのか…?消えた記憶は機兵を操作していた1年くらいだったみたいなのでそこまで問題はないのか。記憶はともかく体中包帯巻いてるのは特に言及されなかった気がする。


よくわかってない謎たち(特に調べる気はない):

・結局426、和泉十郎は何がしたかったんだ?柴でもありドロイドでもあり過去の和泉でもあり猫でもあり…

最初の殺しまくっていた頃は、15人を殺すことでプランが上手く行くと思っていたからそう活動していたけど、そうじゃないことに気づいてからは逆にしっぽとなり薬師寺を操って機兵パイロットたちにバフをかけ、更に鞍部が崩壊しないように救い続けた、ただのいい人だった…?途中の行動の理由はよくわかってないけど、実はいい人でしたというのだけはわかった。

・井田はなんだったんだ?こいつに関してはもはやなんだかわからない。鷹宮や黒服はなんのために活動していた…?

・森村のイージス作戦とかもよくわからない。元々移民船を遠くの星に飛ばして人類復興するという箱舟計画に反対して、なんとか止めさせようとしていたのがイージス作戦、でいいのか?

・幼女千尋はクローンではなく、博士そのものだった。が、何のために行動していた…?森村千尋周りがややこしすぎるぞ。

・因幡深雪の存在と場所と行動とか色々よくわからない。最後、彼女の助けがなければバトルに勝てないという流れになったけど結局なにがなんだったのかわかってないぜ!

・そもそも15人以外のDNAも普通に残ってたのでは…?

・最終決戦で負けたら何が起こってたんだろうか。これ以上ループできなくて普通に全てが無に帰す?

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