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[ネタバレしかない] ピクミン4 感想

だいぶ前に買っていたピクミン4をおもむろに開始、そしてクリアー!

今回の主人公はオリマーでは、ない!というか何者でもない。初めて無名の、というかプレイヤーの分身という形になる。これはこれで良い。どうキャラを作ってもピクミン世界の人間っぽくなるし。

ただ、自分が作ったおっさんキャラは後々助ける遭難者と色もデザインも全く同じになってしまい、生き別れの兄弟みたいになってて面白かった。

相変わらず遭難しまくるオリマー。そして彼を救おうとして、そして彼の冒険記に影響を受けて来てしまった旅行者も含め、今回はものすごい人数が追加遭難する。死亡者が出ないだけラッキーだけど、かなりの問題人物だぞ、オリマー…

これまでと違う気がする世界観

しかし世界観がこれまでとちょっと違う。これまでは植物がでかい世界に入り込んだ小人と、もっと小さいピクミンたち、そして小人に比べたらでかい原生生物たちの戯れということで、人間は出てこなかった気がするが、今回はチュートリアルでいきなりオリマーがいつものように遭難するところがなんとどう見ても人間の家。しかも廃墟とかではなく普通に塊魂のステージみたいにきれいだけど小物が散乱してたり、原生生物が闊歩してたりピクミンが住んでたり洞窟という名の配管があったりする、とても不思議な世界。人間はどうなった…?滅びた後という訳では絶対ないけど文明だけがある…?よくわからん。考えるだけ無駄な気がした。

チュートリアルで遭難するオリマー

最初はオリマーが操作するチュートリアルから始まり、地味に可愛くない犬みたいな生き物や、最初からいる何種類ものピクミンを集める。で、いつものように姿を消すオリマー。もはやイースシリーズでアドルが遭難し、レベル1からリスタートするのと同じくらい安定の展開。お約束というのは安心するけど、あまり続くと対策しろよとか思えてくるよね。

でもオリマーではない主人公

というわけで自分が作ったキャラがオリマーだけでなく、探索隊全員を助けるために出動。オッチンは最初は子犬でほぼ何もできないが、すごい速度で成長し、色々なことができるようになってくる。

探索隊を助けていくと、道具を作ってくれるメンバーがいたり、クエストをくれる人や、オッチンを特訓できるようになったりしていき、ベースが賑やかになっていく。

賑やかになってくる拠点

オッチンがかわいくて強い

それにしてもオッチンかわいい。オリマーのペットのモスとほぼ同じ見た目なのになぜこっちはこれほど可愛いのか。多分モスは目袋がちょっと怖いんだよな。あと名前通りの、緑色。

つぶらな目がかわいいしそう言えば二足歩行なのも不思議だけどかわいい、鮮やかな黄色もかわいい

オッチンに乗っていると、全ピクミンがオッチンの尻にくっついて一緒に運べるというギミックがとても良い。

これまでのシリーズだと、隊列になって動くピクミンが、道をそれて水に溺れたり、攻撃を避けきれなかったりしたが、今作はほぼオッチンだけの当たり判定だし、当たっても乗ってるピクミンたちが振り落とされるだけでそうそう死なない。更にオッチンは主人公よりも小回りが効くので、もうピクミンが死んでしまうということがほぼなくなる。だが、これのおかげでほぼオッチン状態で移動してばかりになるというのがプレイを狭めているっちゃあいる、かもしれない。

また、オッチンの突進をすると、ぶつかった相手に全ピクミンが乗り移って一斉に攻撃をし始めるため、突進ダメージと即座に攻撃というコンボで最初の方の敵はボス格ですらこれだけで殲滅できてしまう。これが便利すぎてそれしか使わなくなり、ボスモンスターの攻略法を思いつかなかったりする。

しかも、後半ではそう簡単には行かず、突進した結果変なところにしがみついてしまい、丸ごと食べられたり、すぐにジャンプされて潰されたりと、割とピクミン大量虐殺の引き金になったりして罠。

かといってこれまで一匹ずつ投げるというのをあまりしてこなかったので急にやれと言われても困ってしまうのだった。

なんか以前の作品では、ボタン押しっぱなしで連続投げをしてくれた気がするのだが… 今作はなぜかやってくれないので、ボタン連打になってだるい。オッチンを使わせることを強制させているかのようだ。

更に強くなるオッチン。もうオッチンだけで良いんじゃないかな…

そして本作の大きな要素がオッチン強化。遭難者を助けるたびにやる気が増え、そのやる気を使うことで特訓してどんどん強くなっていく。体力、攻撃力、突進力から、泳げるようになったり一緒にピクミンを引っこ抜いてくれたり、穴を掘ってくれたり。もうオッチンだけでいいんじゃないかな感が出てくる。装備アイテムを作れば炎や電撃も効かなくなっていくし、無敵。

しかもピクミン3みたいに手分けして行動すらできる。前作はあくまでも調査隊メンバーだったのでわかるが、今作はオッチンだけでもピクミンの小隊を引き連れて探索ができてしまう。オッチンは笛を吹けないくらいで、むしろジャンプと突進できるからもはや主人公よりも便利なんだよなぁ。

しかしオッチン強化できすぎて怖くなる。最初はピクミン3匹分の力だったのが、最強育成すると100匹になる。一騎当千すぎる。

でも、3の時も思ったが、キャラを分担していくの、一気に難易度が上がってしんどいんだよなー。一人で大量のピクミンを引き連れていくのが楽しいのになー。

とはいえ、今回は分担作業をそこまで強制はされなかったので良かった。評判良くなかったのかもしれない。その代わりにオッチンという超強力な味方ができた。とても良い。ピクミンが最大100匹までくっついているのもかわいい。オッチンの尻に緑の葉っぱや花が満開になっている光景、良い。

ダンジョン探索にダンドリバトル!

普段の探索以外にも、これまでとはちょっと違う要素であるダンジョン探索が追加されている。ミニマップを限られたピクミンだけで攻略するステージや、オタカラや敵の死骸を集めてポイントを稼ぐダンドリチャレンジ、敵とチャレンジと同様のバトルをしてポイントを競うダンドリバトルという様々な新しい遊び方。なかなか新鮮で楽しめる。今作のキーワードはダンドリかぁ。

ダンドリ系は全部、遭難者がピクミン化されてしまった葉っぱ人というのが相手になり、勝負に勝つと拠点に連れ帰ることができ、そのうち薬で葉っぱを取り除くことができる。二度手間に思えなくもないが、オッチンのやる気が一人で2溜まるのでまあええか。

「日常生活においても、ダンドリよくしておくのがいい」…大きなお世話だ!

しかしダンドリバトルは結構運が絡んでしんどい。というか忙しい。一番大きな問題点として、画面分割されてるから見にくいし。相手の画面見る暇ないよ!後半になると相手の運んでいるのを邪魔して、且つこちらには運ばせて、アイテムも使って… 忙しい!ピクミン3で分担して同時進行してた大変さが思い起こされてなかなか嫌だった。いや、完全に嫌ではなく、上手くいけば楽しいのだけれども。自分がピクミンに求めている楽しさではなかったので、ダンドリバトルはあまり意欲的にはやらなかったな。

逆に一人プレイができるダンドリチャレンジは最初は結構無理ゲーなところが多いが、やり直しは何度でもできるし(やり直しができるのはダンドリバトルも一緒だけど)、マップや配置が理解できればやり込めるので楽しい。最終盤の高難度チャレンジはマジで難しくて、様々な行動の同時進行が必須となり、ちょっと心が折れてしまった。

でもやっぱり、メインパートである広いステージを歩き回って、色々な敵やオタカラ、そして新しいピクミンなどを探すところが一番楽しい。ピクミンが揃ってからは多少作業感が出てくる、けどマップを見回って、高いところにあるオタカラは黄ピクミンを連れてきたり、水場のオタカラや敵は青ポケモンを連れてきたりと、「明日はこれをやろう」と予定を立てるのもまた楽しい。まあ全部楽しいです。

ちょっと困ったところは…

全体的に楽しかったのだが、ある洞窟で時間がかかると攻撃が効かないローラーの敵が登場して、敵も味方もゴリゴリ轢き潰していく展開になり、かなり苛立った。せっかく洞窟は地上より時間の流れが遅いからじっくり調べられると思ったらそういうことする!?!?今後の洞窟ずっとこれかよ!一気に嫌になるわ!
となったものの、実は紫ピクミンの初登場場所であり、最深部でボスとして登場して紫ピクミンを使って鬱憤バラしにボコボコにできて、それ以降出てこなかった。とても良かった。それならヨシ!

他に細かい気になる点としては…

  • オッチン操作の時に突撃ができないのが地味に不便。オッチンは笛を吹けないのはわかるけど、主人公が乗ってる時は吹けるだろう。
    重いものを運ぶときは20匹とか必要になるので、大体突撃させるのだが、そうするにはオッチンから一度降りなきゃならないのが地味にだるかった。

  • あと、ロードがそこそこ長い。

  • ルーイがなぁ…

でもまあ、そのくらいか。

どうやって倒すのかわからないボスも多かったが、結局オッチンで突進して全員乗せて殴るというのばかりしていた。まあ、ボスによっては何故かそのままボスの前方に全員投げ出されてすかさず食べられるという最悪のコンボになったりするのだが… いろんなアイテムもあるけど、つい忘れちゃう。これまでの作品で何度も出てきた、首元フサフサの鳥は、首元にピクミンを投げるのが正攻法なのだが、これもオッチンで突進ばかりしていた気がする。突進を強化すると相手を短時間麻痺させてくれるし、氷ピクミンを連れていると一気に取りついて凍らせてくれたりもするのでこれでも普通に強いのだった。

後半の、氷の息を吹いてくる白い蛾みたいなボスが強かったが、赤ピクミンに持たせた燃えた松ぼっくりを取らせるというギミックは楽しかった

これだけではなく、更に新要素がある。それが夜探索。

オリマーがピクミンにされてしまうバッドエンドをまさかの公式設定にして葉っぱ人という新しい人種を作り出した今作。
それを夜の部の探索で手に入る光なんちゃらの薬で直していくという、夜探索も必須になっているゲーム要素。これは新しくとても楽しい。

光ピクミンと氷ピクミンが今回新しいのか?氷は以前もあったかもしれない。光は絶対なかった。しかもこれまで御法度だった夜探索!これは熱い。そして怖い。そして光ピクミン強すぎる。ほぼ全ての属性に強く、元気玉までできる。こいつだけでいいんじゃないかな、になってしまう。

夜探索は、一定時間経つと原生生物たちが凶暴化して拠点を一気に襲ってくるので、それまでに光ピクミンを増やしたり、凶暴化する前に敵を倒したりするという、かなりダンドリを要求されるミニゲーム。昼の後に探索に行くのかと思ったら、夜の探索だけで終わってしまうのが、日数の経過がなかなか早く進んで大丈夫かなと思ってしまった。でも今回残り日数ってなんか関係あったんだろうか。

夜探索から戻ってくるとみんなが出迎えてくれる。遭難者を助けるとどんどん増えてきて色とりどりだし勇者感も出てきて気持ちいい。

メインパート総括

洞窟と地上、そして夜の世界という、遊び方がそれぞれ違う楽しみ方ができて全然飽きない。ずっと遊び続けてしまう。アイテムを作っていくと、拠点にピクミンを戻らせる笛とか、便利すぎるアイテムがどんどん開発されていく。洞窟に進むときはピクミンをわざわざ集めなくていいというのもかなりユーザーフレンドリーで素晴らしい。

メインパートはエリアの全探索は進行には不要なのだが、どのエリアもなんだかんだで100%にしてから進んでしまう。というのも、どのピクミンや遭難者がストーリーの進行のキーになってるのかわからず、進んだ先で戻らされるのはなんか嫌だったので。でもこれをやると、オープンワールドRPGでサブクエやりすぎてレベル上がりすぎたりしてメインを楽しめないといういつものやつが発生してしまう…のだが、ピクミンだとそんなことはなく、ずっと程よい難易度だった。

なんだかんだで、明らかにこいつオリマーだろ、と思っていた葉っぱ人を捕まえて治療したらやっぱりオリマーで、最終的にオリマーを助けた時点でクリア!
でも遭難者はまだ残ってるし、クリアシーンもあっさりしてるなー、でもクレジット流れたからほんとに終わりか… でも、サブクエストでまだエリアがあるのバレてるんだよなぁ、と思ってたら、帰還途中にオッチンが宇宙船の中で苦しみ出したので星に戻り、オッチンの尻尾が葉っぱになっていたからかもしれない、よし治そう!となり、ついでに更に遭難している人たちを全員探すという普通のミッションが続いた。
エンドコンテンツじゃなくて普通に続きじゃないか。じゃあエンディングを流すな!

ここまでで18時間。

クリア後オリマーパート

そして拠点に来たオリマーに話しかけると、色々と話してくれるだけかと思いきや、そこからオリマー遭難記という、オリマーを操作して普通に遊ぶモードに行けた!もうやり込み要素ありすぎぃ〜!

どんなものかちょっとだけ見てみようと思ったのにぶっ続けで遊んでしまい、三時間でなんとかクリアした。でも猶予が15日間しかない上に一日の時間が本編より短くなってて、残り7つのパーツがあるのに3日しか残ってなくて終わった、やり直しだ…と思ったら最後のパーツはめちゃめちゃ同じ場所に固まってたので、1日残してクリアできた。

ゲーム性としてはモスがいるので本編と大体同じではあるが、ピクミンの種類が少ない。
最初は一人だけのパーティで、ピクミンがちょいちょい仲間になり、モスはどうなったのかと思ったらちょっと先のステージで仲間になった。犬がいて初めて段差をジャンプで越えられるようになるので、今作は必須。下手に最初のステージを一人で探索しようとすると苦労するだけなので、とっととモスを仲間にするが吉。

ピクミン、色が多いと楽しいのはあるけどややこしくもあるのでやっぱり3色のオーソドックススタイルがいいな。それにモスやアイテムという新要素を追加しただけで十分新しく楽しめる。ステージもほぼ同じなので、慣れた状態で最初からスタートしているような感じでRTAのような感覚で遊べる。それもあって一日の時間が短いのかな。

そしてドルフィン号を修復できたが、また壊れて墜落して葉っぱ人になった、という顛末でしためでたしめでたし。

クリア後メインパート

クリア後から再開したら、クリア後のはずなのにエリアがまだ二つも!やっぱりここまで遊んで完全クリアじゃないか。

なんかこういう、一旦終わってからが本番、みたいなゲームが増えてきたなぁ。モンハンなんてもう最初のエンディングが起きるのが早すぎるくらいだし。映画のクレジットの後の追加部分とか、なんかそういうのはたまにあるから楽しいのであって、いつもあると、じゃあもういっそエンディング流すなよ感動を返せよというか感動しないよ、という気分になってしまうのだった。

まあ、やることはこれまでと一緒。でも全体的に難易度が上がっている。今回は一部の色のオニヨンしか見つからないのかと思いきや、このステージで色付きのオニヨンとかもまだ見つかって、ようやく氷とかを増やせるようになった。これで凍らせるのに60匹とか必要な大きめの池も凍らせられるように!

そして重さが1000の金の延べ棒を発見。最大強化したオッチンでも100人分だし、しかもオッチンが入れない場所なので紫ピクミンが100匹必要になる。

だが、紫と白はオニヨンがまだ見つかってないので増やせない。どっかで見逃しているのだろうか?でも最終エリアでもオニヨンはもう3つ全て見つけてしまっている。どっかのサブクエストとかで手に入るのか…?

と疑問に思っているうちに最後までクリアしてしまった。調べてみると、途中で諦めた葉っぱ仙人クエストを進めていくと手に入るらしい。いやー、そういうのいいから… (結局この金の延べ棒は諦めた)

ルーイ登場

オリマーと一緒に来てくれなかったモスは、なぜかここまで見つかっていなかった、というかなぜか来ていたルーイと一緒にウロウロし、これまでオリマーが葉っぱ化して行っていたのと同じ、遭難者の誘拐をしていた。でも探している医者とかは、サバイバル中に葉っぱ人を元に戻すためのヒカリジュースを偶然飲んでいたため、葉っぱ人にはできなかった。なのにルーイはオリマーと同じことをし続ける。葉っぱ人になってないのに話も通じないし。前作にも出てたが、確かにその頃から話が通じなかった気もするが…

ルーイ、登場してから最後までずっとうっとうしかった。と言うか、これまでの作品でもずっと好感度が上がった試しがないのだが…

最終エリアをほとんど探索し終えても、オタカラが半分くらい見つかっていないのがよくわからなかったが、とにかく進めていると最終的にイベントで急に洞窟が現れて、そこがなんと20階構造。
難易度もめちゃめちゃ高い。ここで残りのオタカラも全部手に入った。

そういえば洞窟では光ピクミンを召喚できるというのを不意に思い出して、それで補充してたけど、これがなかったらだいぶ困ってたな。

中でも、本編では雑魚だったでかいクイーン芋虫みたいなのが、サイズぴったりのくぼみにハマっていて、攻撃を加えると転がってきて避けるには地面から噴き出す空気で反対側に逃げるしかない、ただ、反対に回ってもすぐ転がってきて、ピクミンが一気に全滅するというのが何度も起き、時間を巻き戻しまくった。丁寧にやっても普通に倒せないので、最終的にサンダーを使って麻痺している間に一気に倒したが…

こういうダンジョンがあるなら入る前に道具を作っていけとかそういうアドバイス欲しかったよね。

更にさらに、最深部直前にはなぜか全色のポンガシグサが咲いており、強いそして貴重な紫を確保しておきたかったので使わなかった…

が、なんと真ラスボスは全カラーの攻撃をしてくる、とても楽しいけど厄介なボスで、これも事前に言っておいてくれよとしか思えない。しかも前の階には戻れないしさぁ。子供泣くぞマジで。

ラスボス戦

真ラスボス戦のデカ犬バトル、というか本編でもラスボス的な存在はいなかった気もするので単にラスボスと言って良いのかもしれない、ともかく基本的にでか犬の尻尾にピクミンを投げて転ばせてから攻撃するという流れなのだが、中盤からは氷の息、炎の爆弾、電撃のビリビリイライラ棒など全属性攻撃をしてくる。これをかわしながら後ろに回り込むというかなりの難易度になる。

本来の攻略としては、炎の爆弾を赤ピクミン、電撃は黄ピクミンで破壊するというやり方のはずなのだが、自分は赤も黄もいなかったので、ひたすらかわしながら、でも当たってしまい逃げ惑うピクミンを呼び寄せ…という非常にめんどくさい戦いを繰り広げた。戦いというか、攻撃してる暇なんてない。炎はかわしやすかったのでなんとか進めた。が、電撃がしんどすぎた。

が、ふとオッチンは属性攻撃にほぼ無敵だということを思い出して、一旦ピクミンたちを入り口近くに対比させてからオッチンで突進して場をキレイにしてからちまちまと進める。

でも最終形態がなんと突然のぶっ殺しオーラで、フィールドに即死のモヤモヤを撒き、ぶっ殺しブレスまで吐いてくるという殺意しかない攻撃が続く。これで何匹かピクミンたちが召されてしまったが、犬の体力も少ないのでゲキカラスプレーなどを使ったり、追跡爆弾など全部使い切る勢いでポイポイ投げてなんとか倒せたが、できることなら全色のピクミンを揃えてきちんと戦ってみたかった。

まあ、それをやっても最後のフェイズでボコボコにされてた気もするけど。

倒すと巨大な首輪とルーイが落っこちてきて、巨大犬は逃げていく。

結局犬はおかしくなっていたのか、普通にこっちをぶっ殺しにきていたのかなんだったんだろう。目が赤く光ってたし、なんか首輪も怪しいオーラを出していたようにも見えたからアレのせいだった気もするけど…

でもルーイは全くおかしくなっていなかったらしく、最初から意味不明な行動を繰り返していただけだった。
なのにダンドリバトルはオリマーより圧倒的にめんどくさかったし、正直ヘイトしか溜まらなかった。こいつ、今後のシリーズでは出さないでほしいなぁ。

そしてオッチンの尻尾の葉っぱは巨大犬の毛も使った薬で完治し、晴れて全員故郷に戻れることに!

ただ、モスはそういえばこの惑星生まれだったのでこのままピクミンたちと過ごしてもらうことになった。切ない。でも幸せそうだった。いっそルーイも置いていけば良かったのに。

最初のクリアが18時間、完全クリアまで32時間。相当プレイ時間増えたな。18時間で十分満足したんだけどなぁ。いや、追加部分もそこそこ楽しかったけども。

ほぼ全クリアしての感想

これまで全シリーズ遊んできてるけど、毎回ものすごく満足している。ピクミン3はWiiUではなくてSwitch版のリメイクだったけど。

ピクミンの弱さと強さとかわいさはどのシリーズも変わらないなぁ。光ピクミンはかわいさと怖さがちょっと同居してたけど。

そしてこれまではほぼオリマーだけ、もしくは調査団数人だったのが今回になって一気に大所帯になり、更に前からいましたよと言わんばかりに犬のオッチンまで。

シリーズものって、仕方ないことではあるけどこれまで追加されてきた要素は今後のシリーズでそうそう消すわけにもいかないからまた5でもオッチン出てきそうで、それは嬉しいけど、でも別の新しい要素が来て欲しいという思いもあり、うーん、複雑。でもまあ、どんな形になっても楽しめるだろう、ピクミンなら。

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