イルミネーションデートによるロマンチックの強要
イルミネーションは、良い雰囲気を強要するツールになり得る。
男性は良い雰囲気にしたい時にイルミネーションデートを提案する。が、わたしはイルミネーションがあまり好きではない。遠くから見るのは好きだが、近くで見ると電球ひとつひとつが見えるのが苦手だ。(集合体恐怖症)
それを相手に伝えていてもイルミネーションデートに連れて行かれることが多々あった。そして、もちろんわたしは楽しめなかった。
イルミネーション自体を否定するわけではない。綺麗な夜景はロマンチックな雰囲気を作るにあたり効果的であると思う。
視覚・光の演出だけでなく、聴覚・音楽による効果もあるし、混雑するため女性の手をひくことで触覚による効果もあるだろう。
また、大勢のカップルがイチャイチャしている→自分たちも同じことをしても恥ずかしくないだろうという雰囲気をつくりだし、心を解放しやすくする。
だが、果たしてこれは全ての人に当てはまるのだろうか?イルミネーションが苦手な人間を無理やりイルミネーションデートに連れて行くことは、「こんなに綺麗で効果的なのだから良い雰囲気になれ!」という強要ではないのか?
イルミネーションはお互いに楽しむためのツールであり、イチャイチャするまたはお持ち帰りする空気を強制的に作るためのツールではない。
今思えば、話を聞かずにイルミネーションを強要してきた男性は皆自分に自信のないタイプだった。自信のなさを後押しするためにイルミネーションの効果を使ったのだろう。
魅力的な男性とのデートであれば、イルミネーションの有無など関係ない。強要は不必要である。
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