思考のレイヤーの話
自分の言葉でまとめてみようかなぁと。
プログラミングでもなんでも、うまく使おうと思うとどうしても思考のレイヤーを一段上げないと規模を上げることができないと思っています。
例えば毎朝挨拶をしてくれるプログラムを作ろうとなったときにざっくり次のようなプログラムを書くと思います。
1. もし朝になったら
2. おはようをいう
これで朝あいさつをしてくれるプログラムができました。
これでどこにいても朝あいさつするプログラムを書くことができます。
このプログラムの"朝"と"おはよう"という単語をより広い意味の単語におきかえます。"朝"は"時間"、"おはよう"は"あいさつ"に。
1. もし時間になったら
2. あいさつをいう
最初のプログラムよりもいろんな場面で使えるようになった気がしますね。
より広い役割を扱うことができるプログラムはより抽象的な言葉で記述できます。
高いレイヤーで考えることは、新たに学ぶ概念の理解を助けることもできます。
例えば、1+1=2や、2+3=5は、足し算という演算です。
足し算は2つの数を足し合わせる、という機能を持ちます。
引き算をみると1-1や、2-3という見た目ですが、これを見たときに、足し算と似た形だから、やはり2つの数を組み合わせて解を得る演算であろう、という推測ができることは、大きな理解の助けになります。
レイヤーを自由に行き来することで、よりうまく理解を深めたり、問題解決を図ることができるようになります。
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