知らずに洗脳してないですか?声かけの言葉の重要性。
パパっこパパ(@papakkoPapa)です。
子どもにはいろいろな声をかけますよね。しかし、スキンシップのつもりで話しかけたその言葉が、子どもにとって悪影響を与えていることがあるのです。
このブログを読んでいる皆さんなら「なーんだ、知ってるよ、ネガティブな言葉をかけるとよくないって話でしょ?」と思われたと思いますが、実はそれだけではないんです。
今回は、知らずにマイナスな洗脳になっているかもしれない子どもへの声かけについて、パパっこパの意見も混ぜながらお話ししていこうと思います。
ネガティブな言葉は絶対にダメ
皆さんご存知だと思いますが一応念のため。知ってるよーって方は次の項目から読んでくださいね。
「あー、もうほんとにこの子はワガママ!」などと怒ってしまうことは誰でもあると思います。しかし、こういう言葉は子どものうちから潜在意識に植え込まれ、言葉の通りの子どもになってしまいます。
つまり、子どもがワガママをした→「ワガママな子ね」と言う→「私はワガママなんだ!」と潜在意識に植え込まれる→余計ワガママになる→「ワガママな子ね」→・・・
と無限ループします。そうして子供はどんどん親が望んでいない方向に育って行ってしまいます。
これが意識せず使ったネガティブな言葉による洗脳なのです。
子どもを褒めましょうといった事が良く書いてあるのは、こういった理由もあるからなのです。ポジティブな言葉がけをどんどん行えば、その子はどんどんその通りに育っていくはずです。
ここで重要なのは、こうしたことは生まれたての赤ちゃんの時から気を付けなければいけないという事です。
赤ちゃんがミルクを飲んでくれない時「この子はあまり飲まないねー」といった言葉、赤ちゃんが何かをしようとしたとき「がんばれ、がんばれ、・・・あーダメだったー」など、ついついかけてしまう言葉。
こういう言葉も「飲まない」「ダメだ」「上手にできない」などのイメージを子供に植え付けることになってしまうのです。
言葉がわからないと思っていても、潜在意識にはどんどんインプットされていきますよ!
こうした「ネガティブな言葉使いをやめ、ポジティブな言葉がけをしよう!」というのは知育などにあまり興味が無い方でも、ある程度無意識的にやっているかもしれません。
しかし、知育や育児をしっかりと考え勉強しているパパさん、ママさんでも知らずに使っている言葉が実はよくない!という事があるのです。
知らずに使っている!実はよくない言葉たち
これは最近知って本当に驚いたことなんです。私も知らずに使っていました!今言ってしまうときがあります!
その言葉とは「早く」や「ちゃんと座ろう」、「着替えてー」などの言葉です。
え?どこがダメなのって思いますよね!
何がダメなのかというと、こういった言葉は親の意識の裏返しだからなのです。
早くって言わないとやってくれないから「早く、いそいで!」などと言ってしまいますよね。という事は「この子は早くやってくれない子なんだ」という親の無意識の決めつけが含まれた言葉なのです。
ですので、「早く、いそいで!」→私は言われないと急げない子なんだ→じゃあ急がない・・・という風に動機付けされてしまいます。
たしかにそういった言葉を使うとき、「 (今は) ちゃんと座れない子」「 (今は) 自分では着替えられない子」などと思ってしまっているかもしれないですね。実際にしっかりと座ってくれていないから言うわけですが、それがその行為を刷り込むことになるとしたら考えなければいけないですよね。
どんな言葉がけをすればいいの?
ネガティブな言葉をやめてポジティブな言葉にする。これは簡単に思いつきますが、「早く!」や「座って」の代わりにどんな言葉があるでしょう?
「早く」や「座って」自体が本来はネガティブな言葉ではないので、簡単にこれをしたらいいといいう言葉が出てこないと思います。
この2番目のタイプの言葉がけは、基本的に「できるよ」という言葉がけが有効なようです。
「もうお着換え自分でできるもんね。パパ〇〇してるから、パパ競争ねー」などという風に言うのが効果的だと思います。
「○○ちゃんならできる」と親が思っていることを伝えること。
「競争ねー」といった感じで楽しむ要素を作ること
適当に言わない!しっかり目を見て体を触ってスキンシップを取って、「○○ちゃんのこと大好きだよ」という事が伝わるように。
この3つがポイントです。
2番目は親が楽しむことも大切で、「親のまねをしているとこんなに楽しいんだ」と思い、どんどんと自分でいろんなことをするようになるそうです。
親が楽しむっていうのはほんとに色々な知育・育児本に出てくる大切なことです。
そして3番目。これは結構できていない人が多いのではないかと思います。
忙しかったり、ダメなことをしているから「急いで」「座って」「ちゃんとして」などと言ってしまうので、3番目の目を見てしっかりと言うというのは、意識しないとなかなかやれないですよね。
この3番目は、言葉以外で「相手を認めている」と伝える方法です。ほおずりや抱っこ、手を握るなどのスキンシップによって「私はパパに愛されているんだ」「認めてもらっているんだ」という事を伝えることになります。
全ての基本は、「愛していもらっている」という安心感の上に成り立っていますからね。
パパっこパパ実践
パパっこパパもいつもは朝の着替えの時間に、「早く着替えてね」とか「時計の長い棒が上に来るまでにやってね」という感じで軽く頭をポンっとするくらいで言ったりしてしました。
しかし、この言葉のことを考えるようになってから、少し時間はかかりますが、肩両手で触り、目を見て「パパっこちゃん。もうお姉ちゃんだからお着換えできるもんねー。パpとお着換え競争ね」といった感じで言うようにしました。
結果はとてもよく、今までは自分では着替えようともしなかったパパっこちゃんが、ちゃんと自分で着替えるようになりました。
もちろん、すぐにするわけではありませんでした。はじめはTシャツを首に入れるところまでやってあげて「あとは自分でやってね、明日は全部一人でやれるよー」、など手助けを交えました。そして、それを徐々に減らしていきました。
我慢と時間が必要ですが、自分でやってくれるようになれば、最終的には気持ちも時間もゆとりが持てますよね。
それでも、寝る前のお片付けなど、早く寝てしっかりと休んでほしいため、焦って「早く」とついつい言ってしまう事もあります。子育ては日々親の修行ですね。
パパっこパパも精進します!
今回はちゃんと育児について勉強しているパパさん、ママさんでも意外と気づいていない洗脳ワードとその対処法について書きました。
自分でも気づいていなかったので、やっぱり育児はしっかりと勉強しないといけないなーと再確認した次第です。
今後ももパパっこパパが勉強したり経験した事に基づいてどんどん新しい記事を書いていきますね。少しでもお役に立てると嬉しいです。
それではみなさん、よい育児を一緒に楽しんでいきましょう!! 引き続きパパっこパパをよろしくお願いしますね!
ブログ(papakko.tokyo)とTwitter(@papakkoPapa)もよろしくおねがいします!!
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