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私はジップロックで修行する

最強寒波の影響は沖縄にもおよんでいて、ここ1週間は最低気温が15℃を下回る日も続出。

さすがにもう気温は上がっていく一方だろうから、今シーズンのシートバター折り込み生地のパン作りはこれを最後にしようとバターフレーキーを作ったのは、3週間前。

バター折り込み生地のパンは難易度が高いのでできるだけ経験を積みたいのに、沖縄では気温の関係で冬の2ヶ月程度しかチャンスがない。この絶好の機会を逃す手はないと、この土日はバター折り込み生地のパンを作ることにした。

ということで、今日は事前準備としてシートバター作り。レトルトのパスタソースの箱から15cm×15cmの厚紙を切り出し、それにクッキングシートを巻く。その上にバターを100gおいて、さらにクッキングシートをかぶせて厚紙に巻く。その上から麺棒でたたいたりのばしたりして、15cm×15cmのシート状のバターを作っていく。

完成形。これを冷蔵庫で冷やして固めておく

クッキングシートって、折り曲げても戻ってくるのね…ピッタリ厚紙に沿って折れてくれない。なんとか折り曲げてバターを伸ばそうとすると、麺棒と一緒に動く動く…そりゃそうだわ、食材がくっつかないようにコーティングされていてつるつるなんだから。

前回作った時はラップを使ったので、麺棒とともに動くような不届きなことこそなかったけれど、麺棒をあてているうちにシワになってバターが変なところに入り込んだりするのでクッキングシート使ったのに。

まあ何にでも一長一短あるわなと自分を納得させて、なんとかシートバターは完成。冷蔵庫のチルド室に放り込んで明日の本作業を待つ。

仕上がりが同じであっても、シートバターの作り方は作り手によってさまざま。今回のようにクッキングシートを使ったり、前回のようにラップを使ったり。ジップロックを使うやり方もあるし、厚紙を仕上がりサイズに切って型にするというのも少し前に知ったこと。

いろいろ試してみて思うのは、どれかが正解でどれかが間違いというわけではないのであれば、自分に合ったやり方を見つけて、わき目をふらずにそのやり方で習熟するまでやり続けることが大事、ということ。

仕事でも、習い事でも、万事そうなんだろう。

私のパン作りは、思いつきでネットで拾ったレシピや製法を取っ替え引っ替え試してみるパターンが多くて、もう3年もやっているのにこれは得意というものがなかなか見つからないのはそのせいだろう。

ということで、シートバター作りについては、私はジップロックを使うことにする。ちょっとお高くつくけど。角が最初からあるのと素材が硬めなのがいいんだよね。

来シーズンのバター折り込み生地のパン作り修行は、ジップロックとともに。

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