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三度目の正直は、一度目、二度目の失敗あってこそ
今回は成功だったのか失敗だったのかと問われれば、思い通りの仕上がりではなかったわけなので失敗ということになるんだろう。
2024年最後のパン作りは、クロワッサン。他のパンと比べて手間がかかる上に難易度も高いため、パン作り歴約3年の中でクロワッサンを作ったのは、改めて数えてみると今日でまだ3回目だ。
1回目、2回目の仕上がりはこんな感じ。
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で、3回目の今日の仕上がりは…
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2回目よりもさらに山の部分の焼き色が濃くなってしまっている。理想は全体的にきれいな薄茶色に仕上がることだから、そういう意味では失敗だ。
焼き色の濃いところは、ツヤ出しのために溶き卵を塗っている。失敗の理由としては、溶き卵が濃過ぎたためなんだろう。
直接的な理由としては、そういうことになる。
でも、本当の理由は、そこではない。
本当の理由は、これまでの失敗を振り返っていないこと。
2回目も同じように焼き色が濃くなってしまっていたのに、それをすっかり忘れていて対策を考えるのを怠っていたんだ。
”三度目の正直”って言葉がある。
一度目、二度目はうまくいかなくても、三度目には望みの結果が得られる、といったような意味合いの言葉だ。
でも、ただやみくもに3回やっていればいいというわけではない。1回目、2回目の経験があってこそ。1回目、2回目の経験から得られたことを活かしていくからこそ、成功への道が開くんだ。
クロワッサン作りは手間も時間もかかるので、一回作ると当分は作る気がなくなる上に、家庭では気温の低い時期でないと作れないのでどうしても間隔が空いてしまう。
なんて言い訳をしているから上達しないんだ。
決めた。この冬の間にクロワッサン作りを習得する。
沖縄でクロワッサン作りに向いている季節は12月から2月ごろまで。あと2か月ある。つまり、この2か月で何回クロワッサンを作るかにかかっている、ということだ。
ん、「クロワッサンばっかり作ってどうすんの??」って奥様にいやがられないかな…
いや、クロワッサンにもバリエーションがあるから、毎回少しずつ目新しさを出したクロワッサンを作ればいいんだ。
ということで、この冬はクロワッサンシフトをしくことにします。
さて、何度目で満足いく結果を得られるか、楽しみにしていよう。