赤ちゃんの時は 天井が 遠くに見えたのに 大人になった いまは 手で 天井にタッチ できちゃうね ◆◇◆◇ ”おぎゃー”って 生まれた 赤ちゃんの”手” ママと 手をつなぐとき 人差し指を 掴むのが 精一杯 ぷにぷにして やわらかい まだ なんにも できない”手” お水を 運んだり スプーンを 使うのも 下手だよ だって 赤ちゃんの手は まだ なにも しらないから 失敗したって あたりまえ だって なんでも はじめてだもん ◆◇◆◇ 少し大
雨が 降ってきたよ ざーざー ざーざー みんな 嫌そうな 顔をしているね わたしは とても うれしいの だって 雨の日は わたしの 出番でしょ ◆◇◆◇ あなたを 雨から 守ってあげる 濡れないように バサッと 広げて 雨でも 雪でも なんでもこい 今日は あなたを 守れて とっても 嬉しいわ ◆◇◆◇ 次は いつ 降るのかな？ きょうの 降水確率は 100% やった 今日は 雨が降る日よ あっ 雨だ！ うふふ わたしの出番よ 濡れない
宝箱から クレヨンが出てきたよ あか あお みどり きいろ どの クレヨンで 遊ぼうかな？ ◆◇◆◇ あかの クレヨンは キレイな 絵が 描けるよ サササッ サササッ キレイに 描けたよ はいどうぞ！ 大人の 女性に使うと 喜ぶ クレヨンだね ◆◇◆◇ あおの クレヨンは 上手な 絵が 描けるよ サササッ サササッ 上手に 描けたよ はいどうぞ！ 字が好きな 大人に使うと 喜んで もらえそうだね ◆◇◆◇ みどりの クレヨンは そっ
天国より上の 上の世界が ほんとうは あるんだよ～ 人間は 死んじゃったら いい人は 天国にいくよ でも 誰も知らない 世界を 今から 教えてあげる 天国の上の 上の世界へ ようこそ ◆◇◆◇ キキ―ッッ！！ ドンッッ！！ ああ 車にひかれて 僕は死んじゃった 「ようこそ 天国へ」 キミは 死んだんだよ 生きていた時の キミの おこないを 【アノヨペディア】で調べたら 天国逝きに 決まっていたよ コチラにどうぞ～ ◆◇◆◇ ここが 天国だよ
人間って どうして 一生懸命 いきるのかな？ どうせ すぐに 死んじゃうのに ぼくたち 悪魔は 10万年の 寿命があるけど 人間なんて たった 100年の寿命 100年なんて ほんの一瞬 ぼくたち 悪魔なら まだ おしゃぶりも とれてない まだ 寝返りも うてないよ 人間って どうして 一生懸命 いきるのかな？ 坊や それより はやく シャボン玉を 飛ばしなさい ◆◇◆◇ じつは 人間界って 悪魔が 飛ばした シャボン玉の中なんだ だから
こんな せかいを 知っている？ 文字たちが暮らす 素敵なせかい このせかいは 文字ばっかりで できている うえも したも ひだりも みぎも 全部 文字で できている ◆◇◆◇ 空から あめが 降ってきた こっちの あめは 少し変わってる 「あ」と「め」が交互に 降りそそぐ 外の電気も 光り輝く 光っているのは 「でんき」の 文字なんだ。 このせかいは 文字が主役なんだよ ◆◇◆◇ ここは 文字工場の ～なないろあん～ この工場で すべての文字が
みんなが 住んでる 地球によく似た 「スキ星」って星が あるみたい スキを集める 変わった星人 スキの量が ステイタス 不思議の国の オハナシだよ ◇◆◇◆ きょうは いっぱい スキをもらった お母さんから ６スキもらった おはようのチューを ホッペにしたら お母さんから ６スキもらった 半分の３スキは 心で受け止め 残りの３スキは スキ貯金 スキを たくさん 貯めれたら 大人になっても 幸せだってさ あしたも スキが 貯まるかな ◇◆◇◆
ぼくの ママは おっちょこちょい このまえ へやの そうじをした時も うっかり タンスで 足をぶつける このまえ おさんぽに 行った時も なんにも ないのに いきなり転ぶ お料理の とちゅうに エプロンしながら 買い物だって 行くんだよ ドジで まぬけで おっちょこちょい そんな ママが だーいすき ◇◆◇◆ でもね ママって 変なんだ スマホをのぞいて ため息ばっかり ふぉろわーが 少ないって なげくんだ いいねが されないって 落ち込むんだ そ
南の島に 退屈に暮らす トリが居たそうな みんなからは チョロと 呼ばれていたそうな えさを 食べては 空を飛ぶ 空を飛んでは えさを食う まいにち まいにち おなじことの 繰り返し チョロは そんな日々に 嫌気がさして 一人で島を 飛び出した ◆◇◆◇ こんな まいにち 本当に嫌だ パタパタ 空を 飛んでると 「バイト募集」の 雲の看板 勝手に 島を 飛び出た チョロは 仕事を探しに いざ面接 「こんにちは 雲の看板を 見ました」 これ
みんなが強い わけじゃない みんなが賢い わけじゃない みんなが早い わけじゃない 金太郎くんはクマに 勝てるけど じぶんは ネコを 見るのも 怖い 「なんで そんなに弱いの！」 って 金太郎くんと 比べたら 心が痛いやん お願い だれかと 比べないで 官兵衛くんは 戦略を練れるけど じぶんは 迷路すら クリアできない 「なんで そんなに頭が悪いの！」 って 官兵衛くんと 比べたら 心が痛いやん お願い だれかと 比べないで 曽根ちゃんは 給食早
長生きすると いいこと あるの？ それは 100歳になってからの お楽しみ 今日は 100歳の誕生日 乾杯の コップを 片手に持って 嬉しい 気分で 誕生会 なんだか 朝から 様子がおかしい 記憶が ちょっと てんてこまい ひ孫が そっと 近寄って じいちゃん いつから 記憶があるの？ おもしろい 質問を してくれた そのとき コップが 転げ落ち パリンと ガラスが 割れ散った 「痛いやん！ ってか なにすんねん！」 割れたコップの 中から なんと
私は ひまわり いつも この場所から あなたを 見ているわ 1987年9月30日 今日も 赤い屋根の おうちの人は お出かけ いつも 髪の毛 ボサボサで 急いで 買い物に行く ママさん 右手は 赤ちゃん 左手に 野菜 家族のために 大忙し 汗をたらして 息を切らして それでも 笑顔で 歩いてる 私も 負けてられないな あの まっすぐな ママさんに ママさんの おかげで まっすぐ 成長できたわ 太陽に向かって 一直線 1992年9月30日
ここは 小さな 田舎町 暗い 夜でも チカチカ光る 電気屋さんの ストーリー このお店は 電球ばかり 置いています まるい電球 かわいい電球 おしゃれな電球 不思議な電球 今日も 電球たちが わいわい がやがや 楽しい 会話で お客さんを 待っています 『カラン コロンッ』 お店の ドアが ひらいた 合図 【『「いらっしゃ～い」』】 電球 みんなが お出迎え 「電球さん まるいタイプを 探しているの そんな電球 居るかしら？」 だっ
とおい とおい 町のはずれに 少し ふしぎな 釣りぼり店が だいぎょうれつを 作っています この釣りぼり店には 魚がいません ここは おもいでが 釣れるお店 いらっしゃいませ 開店です ひとりめの お客さんは 背の高い パリッとした服の お父さん 釣りざおを かりて 糸をたらし 針をつけて 池の中に ”ポイッ”と なげる なにが 釣れるかな？ なにが 釣れるかな？ ”ググッ”と 糸が うごく お父さん！ お父さん！ 釣れてるよ！ 「ザッパーーー―
ねこさんの えがおは にゃー にゃー にゃー♪ ぞうさんの えがおは ぱおーん ぱおーん♪ ぶたさんの えがおは ぶー ぶー ぶー♪ たかしくんの えがおは わっはっはー♪ ◆◇◆◇ たかしくん たかしくん どうして わらってるの？ みんなが わらえば ぼくは たのしいんだ そんなときは わっはっはー って わらうんだ ◆◇◆◇ ねこさんが おこった にゃー にゃー にゃー！ ぞうさんが おこった ぱおーん ぱおーん！ ぶたさんも おこ
