127日目 一つひとつに
街中を歩いていると、たくさんの看板や注意書き、掲示物がある。
今日見た「四谷学院」の看板はやたらと黄色かった。そして大きかった。
あのサイズの看板を縦に、しかも空中に設置するためにはどんな規格の部品が必要なのだろう。設置のための計画書や図面など、実にさまざまな道を経て設置されているはずだ。
通りに飾られたポスターも、企画者の工夫と、それを承認する上司の決裁印があったのかもしれない。
表に見えているものには、必ず裏がある。
そしてそこに、出会ったこともない人の仕事が存在する。
奥に目を向ければ、いろいろな世界が見えてくる。
回り回って、自分のしたことが誰かのためになる。そんな生き方をしていきたい。
そのためには、まずは「自分のために」といつベクトルを改善すること。
人のために自分の力を使うことで、エネルギーは無限に膨らんでいく。
安藤百福さんの本にあった。
金儲けが目的ではなく、誰かのためを思ってする。
ラーメンを売るんではない、食文化を売るんだ。
回り回ってたどり着く先を、どれだけ具体的にイメージして取り組めるか。