122日目 一方的に批判する人
世の中には、ドリームキラーとも呼ばれる、批判することを生業とすらしているような存在がいる。
受容することを好まず、相手を批判することに喜びを見出しているような人。
そんな人には、いくつかの共通点がある。
折り曲げの法則から
成功の反対は、失敗ではない。成功も失敗も、行動の結果として現れるからだ。結果をどう受け止め、その後にどう生かしていくかが考えられるという点では、成功も失敗も紙一重なのだ。
そう考えると、対極であるようで、成功と失敗には共通点が多い。成功と失敗を一本の線の両端としたとき、中央で折り曲げればピッタリと重なる。その中央にあるのが、「行動したこと」。では、成功の反対は何か。「何もしないこと」「行動しないこと」である。
応援する人(ファン)と批判する人(クレーマー)の中央にあるもの。つまりどちらにも共通しているもの。それは、「関心がある」ということだ。天保山とエベレスト
天保山という、低い山がある。天保山を登れば、それは登山の経験となる。
一方で、エベレストという山がある。言わずと知れた、世界で一番高い山だ。この山に登ろうと意気込む人や、実際に登頂した経験がある人たちがいる。
どちらも同じ登山なのだが、そこには歴然とした違いが存在する。エベレストを登ろうという人に、天保山を登ったことのある人が意見するということだって起きうる。
一方的な批判につながる要因、それは「少し経験がある」ということである。愛した経験
本当に愛した経験があれば、一方的に人を批判するようにはならない。愛という大きなテーマに関することで、話がまとめづらいが、「愛したことがない」というのは、「愛されたことがない」ということに落ち着くのだろう。
何をやっても「アンチコメント」が目立つ世の中になったと感じる。
人のギスギスした部分が見え隠れする現代。
建設的な批判は時に必要だが、チャレンジすることを後押ししていくことが自然であってほしい。
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