142日目 家庭における言葉がけ

子どもは本当に、親や大人の言葉をよく聞いている。
吸収力が大人とはまるで違う。
それは、聞こうとして聞いているのではなく、日常の中で自然と獲得してしまっているのだと思う。

なんでも「やばい」で説明してしまうような、現代の言葉遣い。
そのことが問題だとは肌で感じていながらも、実際に(教えてないのに)子どもが口に出して言ったときは、驚いたものだ。
自然と口をついて出ている言葉の方が新鮮なのか、すぐに子どもは真似ていく。
その言葉を口にする子どもを前にして、自分の言葉遣いを振り返るというのは、なんとも恥ずかしいことだ。

言葉は意識して研いでいく必要がある。
目の前の人に、どんな思いを届けたいのか。
相手を意識することで、磨かれていく。

「いつも言ってるでしょ〜」と口にした我が子の口達者ぶりから、今日も学びを得た。

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