157日目 前に進めないときは(ピボットターン)
思い悩んでいる人を見つけた。
その人は、自分がちょっと一目置いている存在。
そんな人でも、悩むことがあるんだ!と、不謹慎ながらちょっと親近感を覚えた。
私と言えば、先週末ぐらいから鼻と喉の調子が悪く、頭が重い状況で薬を飲みながらの生活。
体が重いと、心も重い。
月曜、火曜と気持ちが乗らず、妻にもそんな気持ちを態度に出してしまっていたと感じ、申し訳ない。
周りが進んでいくスピード感についていけてない自分を感じ、他者と比べる「不健全な劣等感」が、さらに自分を苦しめていたように思う。
水曜日あたりから相変わらず鼻は詰まっているが、少しずつ状態が上向いてきた。
「鼻が詰まったりすると・・・」でお馴染みのBUMP OF CHIKENを思い出したことで、しんどい状況も冷静に見つめ直せたからかもしれない。
話は戻って、思い悩んでいた方のこと。
周りからもいくつもの激励のコメントを受け、徐々に言葉の端々にエネルギーが満たされていかれているような印象を受けた。
私は、自分に寄せられたコメントではないのに、それを読んで元気づけられていた。
人を応援する気持ちというのは、その人個人に向けられたものでなくても、感動を生み出すのだなと、改めて実感した次第だ。
そんな状況下で、私が思い描いていたのは、バスケットボールにおける「ピボットターン」だ。
前に進むために、ドリブルやパスをつないでいく。
でも、ときには立ち止まってしまうことがある。
そんな時でも、軸足が固定されていれば、ピボットターンで周りを見渡すことができる。
周りには、自分と共に闘う仲間がいる。
挑戦すべき壁となる相手がいる。
支えてくれるベンチの仲間、応援してくれる人がいる。
前に進めないと感じるときは、前に進まないでいいときなのかもしれない。
一度止まって、でも自分の軸はぶらすことなく、周りを見る。
ピボットターンの要領で考えて、次のステップへ向かっていけばいい。
具体的なことがこの考え方にいくつ当てはまるかは分からない。
ただ、マインドセットのあり方として、自分なりに心に残しておきたい考えだと思った。
もしかすると、これは以前にどこかで見聞きした話なのかもしれない。
誰かが言っていたことをさも自分が考えたみたいに言うつもりは、毛頭ない。
進み方を考えるにあたり、思い悩んでいたその人への言葉を考えることで、自分自身のマインドセットが少し進んだ、と言うお話。
明日で金曜日。
頑張ろう。