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それがペデストリアンデッキ
ペデストリンデッキは
直接 行き先につながる
脇見をさせない
管理された橋上にはラーメンやおでんの屋台が出ることもない
だから横丁もできない。
黙々と目的地に向かう人々が無言で行き交う
それがペデストリアンデッキだ
高層な街並みを見上げながらの 細い一本橋
橋下には陽射しを失った「かつての横丁」が
「地下」になって生き残っている
空は切り取られて ここは穴倉だ
![](https://assets.st-note.com/img/1733718550-q8CASgWFloExseTYI27k1i0v.jpg?width=1200)
駅から目的地の商業施設まで あるいは文化施設まで
つまり目的地まで 無駄はない
でも 長い一本道 この間 街には空白が生まれる
ペデストリンデッキは目的地に向かって 人々が歩くだけの空間
にぎわい 溜まり場とは無縁だ。
でも
きょうも どこかの街で ペデストリアンデッキは増殖している
なぜかな
みんな 高いところを歩くのが そんなに好きなのかな
街は 確実に 体温を失っていくのに