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お金持ちより時間持ち
たぶん、これからは「お金持ち」ではなく「時間持ち」でしょう。
自分で自由にできる時間をどれだけ持っているか。通勤時間を含め、束縛される時間をどれだけ持たずに済んでいるか…。後者は「お金」でいえば「借金」に当たるのでしょう。
収入や貯金を増やすより「のびのび」できる時間を増やすこと。政府が推進する「ふるやとへのIターンやUターン」事業なども、そうした流れを加速していくのだと思います。そうそう成り上がれないのなら、気楽に生きた方が勝ちですからね。
若い方はご存知ないかもしれませが、1988(昭和63)年、ドリンク剤「リゲイン」が「24時間戦えますか」っという惹句で売り出されました。時任三郎さんがキャラクターとなったCMは当時の「流行語」。でも、踊らされて戦って、得をしたのは誰だったのか。いや、「金持ち」って何だったのか。
バブルは弾けて、911があって、東日本大震災があって、そして現状。そして「これから」。時代はずっと「考えてみてごらん」と言い続けています。