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「普通じゃなくてもいい」親子で見つけた特別な時間の使い方

学校に行くのが当たり前。
友達と同じように過ごすのが普通。

そんな「常識」から外れたとき、
親としてどうすればいいのか、
迷ったことはありませんか?

私たち親子もまさにその状況に直面しました。
でも、そこで気づいたのです。

「普通じゃなくてもいいんだ」と。
むしろ、普通じゃないからこそ見えてくる
新しい楽しみ方や価値観があるのではないかと。

この記事では、不登校だったわが家が
「普通」にとらわれず、
親子で楽しんだ特別な時間の使い方をお伝えします。

あの頃の経験が、
私たち親子にどんな影響を与えたのか、
ぜひ最後まで読んでみてください!

小5の息子が夢中になった「ベイブレード」

ちの息子が完全に学校に行かなくなったのは
小学校5年生の頃でした。

当時、「ベイブレード」という
競技オモチャが大流行していて、
息子もどっぷりハマっていました。

そこで私は、
近所で開催されている大会や交流会を探し回ることに。

すると、驚いたことに
県内のあちこちで
タカラトミー公式の大会や
有志の交流会が開催されているではありませんか。

初めは「場違いかも?」
と不安もありましたが、
思い切って参加してみることにしました。

大人も本気で取り組む「おもちゃ」の世界

実際に参加してみて驚いたのは、
競技性の高さ大人の参加率です。

ベイブレードはただの「おもちゃ」ではなく、
物理や力学の知識が求められる
奥深い世界が広がっていました。

交流会でも大会でも、
子どもだけでなく大人も本気。

私はその光景に衝撃を受けました。


「こんなに多くの大人が、
駒回しに夢中になっているなんて…」

私の中の常識が少しずつ覆されていく感覚がありました。

勝つための“本気”が生む新たな視点

大会で勝つには
強いベイブレード(駒)が必要です。

それだけでなく、
どの駒がどの駒に強いかを検証する作業も欠かせません。

はっきり言って、これはもう部活です。

息子も夢中になり、
駒の回転速度や組み合わせを研究し始めました。

しかし、勝つためには多くの駒が必要。
新作が出るたびに購入し、
さらに検証用や予備も買うとなると、
お金がいくらあっても足りません。

かかったお金と時間、そして得たもの

「おもちゃにこんなにお金をかける?」

何度も家族会議を開きました。
でも、これが息子にとって唯一の楽しみ。

私は「彼のやりたいことを叶えてあげたい」と思い、
徹底的に付き合うことにしました。

発売日はスーパーの開店前から並び、
トイザらスをハシゴする日々。

時間もお金も注ぎ込みましたが、
それ以上に得たものがありました。
それは、常識にとらわれない生き方です。

「これって無駄じゃないの?」
と思うことでも、
子どもにとっての価値を考えたら、
それは決して無駄ではない。

そう気づけたのはこの経験のおかげです。

お金の工夫も楽しみに変える

もちろんお金は有限。

そこで私は、
買ったおもちゃで不要になったものを売る
いわゆる“せどり”で
資金を工面しました。

このプロセスも親子で楽しむことができました。

学びとまとめ

この経験を通じて私が得たのは、
「世間の常識にとらわれず、
子どもの興味を信じて寄り添う大切さ」です。

お金や時間をかけることだけが
親の愛ではありませんが、
子どもが夢中になれることを
全力でサポートすることで、
親子の絆も深まります。

学校に行かない時間も、
親子で一緒に楽しむことで
貴重な経験に変えることができます。

ぜひ、皆さんもお子さんと一緒に
夢中になれるものを見つけてみてください!

p.s.ベイブレードはコロナ禍で一旦人気が低迷しましたが
また最近リニューアルして人気が出ているようですよ。(pr)


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