マツメモ ディフェンス特集 ポジショニング編 その1
ディフェンスが上手くなるコツ 〜ポジショニング【準備】が全て〜
〜ポジショニング〜
コート上に10人いる中で、ボールを持つことができるのはわずか1人。仮に40分間フル出場していてハンドラーの役割を担う選手であったとしても40分×1/2(オフェンスポゼッション)×15/24(24秒のうち、15秒ボールを持っている)としても12.5分です。しかもこれは圧倒的にボールを持つ頻度が多い選手がいる場合です。
上記の例を出して何が言いたいかというと、ほぼ全ての選手に共通して言えることは”ボールを持たない時間の方が圧倒的に長い”ということです。
それはオフェンスだけに限りません。ディフェンスでもボールを持つ選手をマークするよりも、持っていない選手をマークしている時間の方が長いはずです。
しかし、ディフェンスの練習はフットワークに多くの時間を割かれます。それはあまり効果的ではありません。もちろん、姿勢づくりとして行うのは効果的だとは思いますが、1時間以上も体力を削るような苦行をやる必要は到底ないと考えます。ぼくの中高時代もそうでした。バッシュ の底だけが削れます。これも経済的にマイナスです。
おかげさまでクイックネスは鍛えられましたが、”ディフェンスができるようになったか”と問われると疑問しか残りません。
それよりも、5〜10分の”適切な”ワークアウトを毎日継続する方が間違いなく効率的です。
今回はそのようなフットワークではなく、私が特に重要だと考えている”ポジショニング”についての話になります。
ポジショニングとは
私はポジショニングを次のように定義します。
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