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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.17
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 17 September 2024.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) September 17, 2024
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Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 17 September 2024
日本語訳
ウクライナにおける戦争は、ロシアにとってコストがかさむ事業と化しており、軍の兵員に関して特にそれがいえる。武力衝突が始まって以降、ロシアが被った人的損失数(死傷者数)は、61万人を超えている。戦術の基盤が歩兵による大規模な波状攻撃にあるため、ロシアは最前線の部隊に絶えず新兵を送り込み続けなければならなくなっている。
2024年のロシア軍の募兵ペースは、2023年に達成したペースと比べ、落ちてきている。2023年末にロシア当局者は、1日あたり1,600人程度のペースでロシア国防省が兵士を集めていることをほのめかしていた。だが、公に示された今年の数字が示している募兵のペースは、1日あたり約1,000人である。このような数字でさえ、ある程度、水増しされているものと思われる。
このため、ロシア国防省は2024年8月に入隊契約一時支給金を増額することになり、その結果、ロシアの募兵戦略は、ロシアにとってますます費用のかかるものになった。軍の人件費関連歳出は、今年の連邦予算で2024年6月までに歳出した金額の8%近くにまで達した。このような状況であるとはいえ、支給金の増額によって、今年の残りの期間、おそらく募兵に応じる人数は増えていくことになるだろう。