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【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.11.20 - ロシア・ウクライナ両軍の戦術的適応と戦術のイノベーション
Russian Offensive Campaign Assessment, November 20, 2024, ISW ⬇️ ロシア・ウクライナ両軍の戦術的適応と戦術のイノベーション◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 ロシア軍もウクライナ軍も、2022~2023年冬季以降、作戦レベルの機動戦を好ましいかたちで遂行できずにいる。その原因は、昔ながらのドクトリンがもたらす制約とリソース面での制約にある。しかし、双方ともに戦場において、戦術的な教訓を得ること、戦術
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【英文記事和訳】クルスク:航空基地への攻撃に備えるロシア(Frontelligence Insight 2024.11.19)
ウクライナ軍元将校Tatarigami氏(*注:ハンドル名)が設立した戦争・紛争分析チーム「フロンテリジェンス・インサイト」が、ATACMS(陸軍戦術ミサイル・システム)のロシア領クルスク州内への限定的使用がもたらす影響に関する分析記事を、Substackに投稿しています。 以下は、この英文記事の日本語訳になります。翻訳記事中で使用した画像は、フロンテリジェンス・インサイトの記事原文から転載して使用しています。また、[ ]内の記述は、訳者による補足等になります。 日本語
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.11.17 - 2024-25年の冬季戦でロシア軍が市街戦を優先する可能性
Russian Offensive Campaign Assessment, November 17, 2024, ISW ⬇️ 2024-25年の冬季戦でロシア軍が市街戦を優先する可能性◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 ロシア軍がドローンにおけるウクライナ側優勢を相殺し、装甲車両を自由に使えないと思われる状況を埋め合わせる取り組みを進めるなか、2024年から2025年にかけての冬季に同軍は、市街戦を行って、前線に位置するウクライナ側の大小の都市を占領すること
【SNS英文投稿和訳】エミール・カステヘルミ氏:ウクライナ戦況分析:ドネツィク州クラホヴェ方面&ロシア領クルスク方面(日本時間2024.11.14 05:30頃投稿)
上記リンクから始まるSNS(XとBluesky)での連続投稿は、ウクライナの戦況分析に関する内容です。 投稿者のエミール・カステヘルミ氏はフィンランドの軍事史家・OSINTアナリストで、同国の戦況分析チーム「ブラック・バード・グループ」の一員でもあります。 以下に続く文章は、カステヘルミ氏の連続投稿を日本語に翻訳したものです。なお、この翻訳記事中で使用した画像は、カステヘルミ氏のSNS投稿に添付されているものの転載して使用しています。なお、[ ]内の記述は、ウクライナ及
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.11.12 - ウクライナ戦況:ドネツィク州クラホヴェ~ヴフレダル突出部地域
Russian Offensive Campaign Assessment, November 12, 2024, ISW ⬇️ ウクライナ戦況:ドネツィク州クラホヴェ~ヴフレダル突出部地域◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 ロシア軍は最近、ドネツィク州西部クラホヴェ[Kurakhove]内部と、クラホヴェから南の方向の2箇所で中隊規模の機械化部隊攻撃を行い、前進した。11月12日に公開された撮影地点特定可能な動画によって、ロシア軍が中隊規模の機械化部隊攻撃を行
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.11.11 - ウクライナ戦況:ドネツィク州西部で続くロシア軍の前進
Russian Offensive Campaign Assessment, November 11, 2024, ISW ⬇️ ウクライナ戦況:ドネツィク州西部で続くロシア軍の前進◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 ロシア軍は最近のヴフレダル[Vuhledar]占領をうまく活用しており、その結果、クラホヴェ[Kurakhove]から南方の地点で戦術的に大きな戦果をあげている。これは、ドネツィク州西部のウクライナ側支配突出部を除去し、戦線を平らにすることを意図し