
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 12.11.2023
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 12 November 2023.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) November 12, 2023
Find out more about Defence Intelligence's use of language: https://t.co/5yy8Og2gg3
🇺🇦 #StandWithUkraine 🇺🇦 pic.twitter.com/y7g7HRnSxx

日本語訳:
2023年10月末時点で、民間軍事会社ワグネル・グループの主たる組織が、ロシア国家親衛隊(ロスグヴァルディア)の指揮系統のもとに組み込まれ、積極的な要員採用を再開した可能性は高い。このロスグヴァルディア傘下でのワグネル戦闘部隊は、ワグネルのオーナーだった故エフゲニー・プリゴジンの子息であるパーヴェル・プリゴジンによって率られている可能性が高い。ワグネル戦闘要員のほかのグループは、別のロシアPMCであるリダウトに加わっているものと考えられており、そのリダウトは現在、ラジオ・フリー・ヨーロッパの調査によると、全体で7,000人の要員を持つ組織になっているとのことだ。
2023年11月1日にチェチェン指導者ラムザン・カディロフは、ワグネル・グループの衛生兵がチェチェン・アフマト特殊部隊に参加していると述べた。それ以前のことになるが、2023年10月25日にカディロフは、170人の元ワグネル戦闘要員がすでにアフマト部隊に加わっていることを発表している。
2023年7月のワグネル蜂起とそれに続く同年8月のワグネル指導部の死を受けて、ロシア国家は現在、ワグネル・グループの諸活動とその元要員へのよりいっそう直接的な支配を進めているところだ。