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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2025.02.03
Latest Defence intelligence update on the situation in Ukraine - 03 February 2025.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) February 3, 2025
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Latest Defence intelligence update on the situation in Ukraine - 03 February 2025
日本語訳
伝えられた話によると、元ロシア軍少将のアレクサンドル・オグロブリンに対する大規模な贈賄容疑での裁判が開かれることになったとのことだ。この贈賄容疑だが、オグロブリンは、ロシア国防省との契約を確約させる見返りとして、ある電話通信企業から提供された約1,200万ルーブルを受け取ったとされている。オグロブリンは以前のことであるが、2022年2月に懲役4年半の刑を宣告され、階級をはく奪されている。これは、予算のなかから16億ルーブルを横領したという別の容疑によるものだ。
今回のオグロブリンの裁判は、2025年1月17日に伝えられた、第1防空・ミサイル防衛軍の元司令官コンスタンチン・オギエンコが大規模な贈賄を試みた罪で懲役8年を宣告された裁判に続くものだ。オギエンコもまた、少将の階級をはく奪されている。
ロシア国防省内部とさらに広く国防産業内部において、風土病のように蔓延する腐敗が、ロシア軍の能力・効率を著しく損なっている可能性は高い。腐敗の一部はクレムリンに容認されているものではあるが、ロシアによるウクライナ侵略が始まって以降、政治的な保護が十分にない人物への取り締まりは、ますます強化されている。なお、ロシア当局が今後、同国の国防当局者の間で広がる腐敗の程度を、大きく低下させられる可能性は極めて低い。