【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 13.08.2024
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 13 August 2024.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) August 13, 2024
Find out more about Defence Intelligence's use of language: https://t.co/Bs1ytlZr0C#StandWithUkraine 🇺🇦 pic.twitter.com/NlXLXajwwu
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 13 August 2024
日本語訳
ウクライナで戦闘中のロシア軍部隊の一部が、飲料用の、もしくは飲料可能な水の不足に直面している可能性は高い。公共インフラ施設へのロシア軍の攻撃が続くなかで被った損害が、現在、水の供給を制限しているのはほぼ確実である。この時期、ウクライナ地域での気温は平均よりも高くなっており、このことによって、水供給に関するあらゆる問題は、これからも悪化していくことになるだろう。
2024年７月23日に親ロシア派軍事ブロガー・アカウントの一つは、ロシア軍パイロットへの水の割り当てが、１日に１リットルに制限されていたことを明らかにした。この量は、高気温下で働く際に最低限必要な量として推奨される水量の４分の１に等しい。この結果、伝えられた話によると、ロシア軍パイロットは水を求めて現地住民に近づいているとのことだ。この軍事ブロガーは、ロシアの水製造企業に対して、ロストフやヴォロネジ、クリミアに位置するロシア軍基地への追加の水供給を懇願している。
水不足への対応として、ロシア軍部隊の一部は、日々必要な水を確保するために、汚れた水たまりの水を使って即席の濾過を試みざるを得なくなっている。この結果として、水に起因する疾病がロシア軍兵士のなかで増加している可能性は極めて高い。この水不足は脱水と感染リスクの増大につながっており、このことが、士気と任務遂行の効率に大きな影響を及ぼしていくのはほぼ確実である。