【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 13.02.2024
日本語訳
ロシアは軍の契約兵士の上限年齢を65歳にまで、将校に関しては70歳まで、引き上げる法案を提案しており、その兵士には2023年6月以前に募兵に応じた者も含まれる。この法案が現実化すれば、下士官兵は51歳までという現在の上限年齢からの大幅な上昇になる。また、このことが契約期間の延長にもつながる可能性は高い。
戦争前の2021年におけるロシア人男性の平均寿命は、“アワ・ワールド・イン・データ”ウェブサイトによると、64.2歳であるという。それゆえ、この措置はこれらの職業兵士・軍人に対して、事実上の生涯契約を課すものになる。
この措置によって、追加動員の必要性が軽減されることになる可能性は高いが、51歳を超えた年齢の軍要員の人数増が、ロシアの戦闘能力増強に結びつく可能性は極めて低く、それは人間が遂行する攻撃に関して、とりわけいえることだ。
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