面接のとどのつまり

面接官の質問には多種多様なものからちんぷんかんぷんなものまでありますが、突き詰めると以下の3つに集約されます。

1、ウチの会社に合うか(適性・相性・雰囲気・性格・空気・温度感)

2、あなたはウチで活躍できるか?(そもそ日本の会社は新卒を潜在能力という計測できない博打要素で採用しているからこの質問自体は私はナンセンスだと思う。こんなの中途採用で言う質問だ。未経験の学生にスキルも知識も何にもないのにはいそれやっといてねじゃ、初日にやめるぞ。ちゃんと先輩が面倒見てやれ。上司やマネージャーは適宜様子を見て、不安を解消してやれ。)

3、あなたはウチに本当に入りたいですか(これも突っ込みたくなるナンセンスな質問。誰でも第一志望にしないと落とされるに決まってんじゃん。転職活動だったら、同時平行で何社か受けてますって言えるけど、新卒採用でこの質問はアコギだな。採用担当者を即刻首にするべきだ。馬鹿な会社には馬鹿な採用・人事しかいない。馬鹿な経営者にいい人材が集まらなようにこんな会社はトンズラしよう)

オチ:この質問を受けた人は三菱商事だったそうです。(昭和の残滓乙)

◆逆に自分だったらこんな質問をするね。

1、自分を含め、決裁権のある採用希望の部署現場の人、できればその部署の役員の計三人の1回面接。

2、質問内容:顔写真なし、性別なし、生年月日なし、氏名・連絡先、希望職種、職歴(高校生や大学時代のバイト・インターンシップ、ボランティア活動)・学歴(高校卒からでok)、資格の記載が基本。そして、企業にいかに貢献できるかアピールします。履歴書(レジュメ)と職務経歴書の代わりにアピールやプレゼンしやすいエントリーシートをDLさせて記入させておく。もちろん、全てpcやスマホで入力可能。このエントリーシートは、採用企業が 「本当に欲しい能力スキル経験を持った人か」どうかを判断するには情報を得るため、「能力」「経験」「スキル」を事前に判断する材料として 活用します。基本的にはエントリーシート(職務経歴書は自由フォーマットだが以下の点を押さえてもらいたい。)

①Chronological Resume
(クロノロジカル・レジュメ)

学歴・職歴を時系列でまとめたもの。同じ職種や業種への応募で経歴の一貫性をアピールしやすい。一般的な履歴書や職務経歴書に近い。個人の行動パターンや個性が一貫性があれば使いやすい。逆に一貫性がないタイプにはおすすめしない。

②Functional Resume
(ファンクショナル・レジュメ)

業績やスキルを中心にまとめたもの 専門分野の知識やスキルをアピールしやすい。大学時代に取得した単位の授業の概要・そこで得たもの・それをどう活用するか。大学時代で得たスキルを企業で活かすには何が必要で何が足らないか。貢献度を測る。3年次・4年次のゼミや専門学科で習得した分野は何か、どんな知識・技能・スキルなのかアピールしてもらう。

③Combination Resume
(コンビネーション・レジュメ)

業績やスキルをまとめたあと、学歴・職歴を記載する 異なる業種や職種への応募で知識や実績をアピールしやすい。①と②を混合したもの。かなりボリュームが出るので、まずは描き出せるだけ書き出して、削ることは後にしよう。また、キャリアカウンセラーや第三者にも見せて感想やアドバイスをもらう。

◆肝心の面接

1、相性(希望部署のメンツとの相性、会社との相性:陰キャ、陽キャ、カジュアル、スーツでビシッと、ガテン系、職人系、声が大きい、静かな職場、などなど)

2、運(まだ募集してた。残念募集は終わってた。少ない枠で競い合うのも運)

3、市場価値、市場需要と供給状態。(この人の現在価値と将来価値はどれだけ会社に影響するだろう。プラスかマイナスか。似たような金太郎飴のような人材ばかり来てないか)

4、この面接者と働きたいか?それとも鼻持ちならないやつだから早々にお引き取りねがおうか。

以上、自分が採用担当だったら

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