noteで深まる自己理解

こんばんは、らりほです。
今日でnote初投稿から一週間が経ちました。

師走の時の流れはえげつないですね…。本当に一瞬でした。
再出発の気持ちを込めたスタートから、noteを通じて感じたことを
書きたいと思います。

夢を叶えるために私に必要だったこと

私は作曲家を目指しています。
クライアントから発注を頂き、楽曲を提供し、代金を貰う。
時には1000曲が集まるコンペに作品を応募することもあります。

三年ほど前から楽曲の分析や勉強、作曲の実践を繰り返していますが
なかなかコンペに通らず原因を模索していました。

そして考えた原因の一つが自分を見失っているという事です。
今流行しているもの・誰もが好きになれるものばかりを追い求めるうちに
誰でもない『私』が曲を作る意味を失いかけていました。

尊敬する偉大な作曲家はみんな自分の色と毒を持っていて、それがいわゆる個性となり、その人だけの世界観に繋がっているように感じます。
当たり障りのない音楽なんて今の世の中誰でもかけてしまうのですから…。

どんな音楽がルーツか。何が好きか、何が苦手か。その理由は何か。
そんな自分への理解が圧倒的に欠如していたのです。

自己理解は難しい

ですがいざ自分について考えてみても、これがとても難しいのです。
膨大な記憶を探って頭の中だけで解決させることはほぼ困難に近いです。

そこでまず自分のプロフィールをまとめてみることにしました。
どこで生まれ育って、何歳で楽器を始めて、部活では何を担当して…。
今更書く必要のない内容から、書き始めてから「そういえば…」と思い出すような過去もあり、なかなかの情報量となりました。

ただ、自分が何を得たのか・どう思ったのか・それによってどんな音楽を
知ったのかなど枝分かれさせていくのが非常に難しく、おおざっぱな自分の
プロフィールとして完結してしまいました。

次に日記です。ここでは今のnoteと同じようにその日あった事や好きな音楽についてを書き出し、データとして残しておきました。

ですがこの日記はわずか2日で終了してしまいました笑。
他の誰にも見られなければ共感されることも批判されることもない。その気軽さが裏目に出てどんどん適当になり、「今日は忙しいしいいか～…」と言ったきり途絶えてしまったのでした。私の悪いところですね…。

だったら他人にも見えるようにしようと始めたTwitter。
その日あった出来事やちょっとした発見を発信しました。
時々いいねやリプももらえて楽しく継続していました。

しかしその気軽さ故にだんだんとフォロワーに求められている事・面白いと思ってもらえるものを意識するようになり、「こんなマニアックな内容見たくないよな…」「知識自慢みたいに思われたらどうしよう…」とネガティブな思考が巡るようになってしまいました。

そして思い知ったのです。
やはり自己理解は難しいと！

noteは夢を叶えるための自分整理

そんなこんなで辿り着いたのがこのnoteです。

個人ブログではなくあくまでnoteという大きな括りにいる安心感。
全世界に発信しているというほのかな緊張感。
知り合いに宣伝しないことで完全に自分をさらけ出せる環境。

自分の好みや性質を不特定多数にみられる前提でまとめ、語る。
まさに自分整理にぴったりです。

誰かを惹きつけるような楽しい記事を書くこともできなければ意図して
しようとすることも無いですが、たまたま目に入った人にいいね！と思ってもらえるのも楽しみの一つです。

このnoteを通じて自分だけの色と毒をもった音楽を書いていけるように
これからもゆるゆると続けていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします！