パンパカ工務店の痛い日常(仮)
アカウント名にも工務店とあるように、私の本業は建築関係です。若い頃からこの業界で飯を食っています。施工にも営業にも携わり、今は独立して細々と営んでおります。
職人仕事に関わり、色々な変わって人を見てきました。特に今より若かった頃は時代も今より緩かったのか、痛い営業さんや、職人さんを多々見てきました。一般社会ではあり得ない、かなり痛い人たちの存在。それを少しフィクションを交えて書いてみようかと。時事ネタとは違い更新はあまり出来ませんが、時間がある時に進めようかなと思います。マガジンにまとめていきますので、宜しくお願いします。
犯罪じゃんっ!って事案もありますが、私の行為ではありませんし、同僚からの又聞きの事も有りますので、そこは広い心でお願いしますm(_ _)m
痛い①やばい営業さんのコニタンさん(仮名、当時40代半ば)
もう四半世紀は前の事です。彼はそこそこ売る営業さんでした。彼の特技は、何を言われてもプラスに受け取る、責められても凹まない鋼のハート。営業には無敵なスキルだとは思いますが、彼の場合は少し度が過ぎました( ・∇・)
彼の一番印象的なエピソードは、上司をアポ先に連れて行った際の事。呼び鈴をピンポンしても、ノックしても、居留守を使われ誰も出て来ない。ドン!ドン!「奥さ〜ん!居るんでしょ〜!」シ〜ン…。幾ら断られても気にしない、強引な営業の彼が怖く、その場を逃げる為に家人は適当な約束をしたのでしょうか。アポアウト。営業ではよくある話です。
彼が普通とは違うのが、それでも諦めない鋼のハート。彼はお宅の横にある門塀によじ登り、隣の電柱を使いベランダに飛び降り、開いていた2階の窓からお宅に侵入ww 「奥さ〜ん居るんでしょ〜。やっぱ居たぁ!」…。上司は唖然としたそうです。
当然110番通報され、哀れ彼は夜まで警察署で絞られたそうですw 会社としては、営業成績が悪くない人でしたので、クビにもならずにその後もご活躍でした( ・∇・) 今ならネットに晒されて大炎上間違いない案件ですね。
コニタンさんも今は結構なお歳だと思いますが、お元気かしら?ひょっとして、塀の向こう側でお勤めされているかも(・∀・)