独立
このたび、9月30日をもって学生バイトを含めると5年半お世話になったデザイン事務所を退職して、10月1日よりフリーランスとして独立しました。
会社では大変ありがたいことにデザイナーとしてたくさんの作品に関わらせていただきました。その間も個人でイラストの仕事をちょっとずつ受けてはいたのですが、独立後はデザイナーとしてはもちろんイラストレーターとしてもよりたくさんの作品に関わっていきたいと思っております。
屋号はswivelと名付けました。スイベルと読みます。「独立した回転を可能にする連結装置」という意味で2つの独立した存在をつなぐ役割を持っています。
イラストレーター視点のデザインとデザイン視点のイラストをもって2つの領域をつなぐ存在になりたいと思っております。そして、作り手と受け手、人と人をつなぐような作品作りがしたいとも思っております。そんな思いを込めました。
今後はマンガやアニメやライトノベルはもちろん、
自分を救ってきてくれた、音楽(バンド、アニソン、声優アーティスト)、ラジオなどの仕事もたくさんしていきたいです。デザインで言うとブックデザインも好きなので、イラスト集や写真集の仕事もやりたいです。(夢いっぱいで嬉しいね。ワクワクするね。)
さらに言うと、誰よりも青春に固執してる自信があるので青春系の仕事は全部やらせて欲しいです。
今後の仕事のご相談は下記メールアドレスまでお願いいたします。
hello(@)shinya-oshiro.com
(XのDMからでも大丈夫ですが、メールの方が連絡しやすいです)
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
これより以下はより個人的な話です。
独立した理由はいくつかあるものの、その中でも大きな理由というのがイラストレーターとして活躍する夢をもう一度追いたいというものでした。
一昨年くらいまでは、上手に生きる事ってなんだろうと考えに考えて煮詰まった先で、現時点で結果が出てないものは向いてないものなんだと見切りをつけて、向いてるものだけで地盤を固めて生きて行くことが上手に生きて行くことなんだろうと結論付けていました。実際、諦めるという事は本当に大事で強大な魔力がある事だと常々思うので。(単純にストレスが減る)でも昨年くらいから人生を解ったようなフリをして折り合いをつけて、あきらめることの方がダサくないか?というモードになりました。そう言う年齢なんだと思います。いろんなラジオやエッセイやバラエティでさまざまな生き方に触れる機会が増えたのも大きかったと思います。音楽にも影響されました。「風の向きが変わって」と「人は夢を二度見る」この2曲にはとても救われました。今自分がワクワクする方向はこっちなんだなと腑に落ちた感覚があったのです。この辺の考えとか思いを文章と絵にしたのがコミティアで頒布した早春EPなのでそれは買って読んでもらえればいいと思います。製作中にネガティブな気持ちとポジティブな気持ちは当たり前に同居していいんだと言う気付きも生まれました。(この考えは人生のテーマになったし、swivelという屋号にはそういう二律背反な矛盾な意味も含んでいます。)という考えの変化があり夢を追うために仕事をやめたのです。ここからは自主制作の時間を増やして、イラストを制作しては発表を繰り返していきたいと思っております。とりあえずここから1年のコミティアとコミケは全部出ます。(もちろん仕事とのバランスを見ながらではありますが…)
まずは商業画集を出すという高校生の頃から思い描いてる夢を叶えるために頑張ります。
(全然文章がまとまらなかったけどこのかっこつかなさも自分だなと思うのでこのままにしておきます。)
この選択が、この先訪れる春の始まりだと信じて。