大城慎也

エンタメ人造人間。フリーランスでイラストレーターとグラフィックデザイナーをしています。

大城慎也

エンタメ人造人間。フリーランスでイラストレーターとグラフィックデザイナーをしています。

マガジン

  • ぬかるみ日記

    「日々を溢さないように」

最近の記事

使用許諾を得ていない画像の無断使用についてのご報告とお詫び。

この度、サークルArukotonaikoto様のM3頒布物におきまして、私がデザインを担当いたしましたエッセイ集『SYMPHONY』裏表紙、当日サークルスペースに掲示するB1ポスター、先日Xに投稿された告知画像にてぬるい様のドットイラストを使用許諾を得る事なく無断で使用をしておりました。 ぬるい様に不快な思いをさせてしまったことを心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。 <事象の経緯> 今回、私はArukotonaikoto様よりご依頼をいただき、M3に

    • ZIONという現象

      ZIONというバンドのライブを初めて見に行った。場所はZepp Shinjuku。こちらもはじめましてのライブハウスだ。 かつてあったバンド『NICO touchs the walls』に多大な影響を受けた少年だった自分も気づけば30歳が見えてくる年齢になった。 つい最近ハイキューを一気に見返したことによって、このバンドに再ハマりしてしまって光村龍哉氏がZIONというバンドで北海道にて活動していて近々東京に来ることを知る。しかしそのバンドはサブスクでは4曲しか聴くことができ

      • お陰様で生きられましたエンタメ2023

        気を抜いていたら2024年になってしまいました。 2023年は色々ありすぎて簡単に箇条書きで並べても、「祖母の他界」「姉の結婚」「5年半お世話になった会社を退職」「フリーランスとして独立」という見出しになりそうなトピックが多かったです。明らかに人生の節目。 今思い返してもなんとか乗り切ったなという印象が強い。それもこれも全てはこの世に素晴らしいエンタメがあるおかげです。全てのクリエイターには頭が上がらないです。エンタメに生かされていると濃く感じた1年でした。2024年も俺を生

        • 10月のぬかるみ

          正しい回転  ずっと正しい回転を追い求めている感覚である。回転とは自分の人生に必要な歯車が全てうまく噛み合って正しく回転していること、歯車は仕事であったり、生活だったり、睡眠だったり、自主制作だったりする。そしてそれぞれの歯車の大きさは1日における必要時間である。それらの歯車が全てがそれぞれのサイズに合った回転をして自分という人間を動かしている感覚。要は仕事と生活の割合の話なのだが、理想の割合通りに1日が運用できたら自分ちゃんと回転したなーという気がしてホクホク顔で布団に入

        マガジン

        • ぬかるみ日記
          10本

        記事

          発進

          01 朝から開業届やらの公的書類を役所に出しに行く。開店突撃をしたおかげで特に待たされることもなくあっさりと申請が通る。自分のことだからどうせどこか記入ミスをしていて書き直しを命じられるのかと思っていたので拍子抜けであった。ともかく職業がこの瞬間に自営業になった。部屋の整理をして仕事ができる環境を整えるためIKEAとニトリと無印良品を駆け回りボックス収納をゲット。帰宅して独立の挨拶メールを各方面に送る。失礼じゃないかどうかを気にしすぎて何周も読み直して、半ば諦めで送信ボタンを

          独立

          このたび、9月30日をもって学生バイトを含めると5年半お世話になったデザイン事務所を退職して、10月1日よりフリーランスとして独立しました。 会社では大変ありがたいことにデザイナーとしてたくさんの作品に関わらせていただきました。その間も個人でイラストの仕事をちょっとずつ受けてはいたのですが、独立後はデザイナーとしてはもちろんイラストレーターとしてもよりたくさんの作品に関わっていきたいと思っております。 屋号はswivelと名付けました。スイベルと読みます。「独立した回転を可

          4月(2/4)(3/4)

          某日。 電車通勤を再開しはじめて2週間、あからさまな変化が起きた。ラジオを聴く頻度が減った。通勤時間に聴くことはもちろん出来るのだが、あまり気分じゃないなぁと思って音楽を聴くことを選んでしまうのだ。なんかこれ以上の情報を増やすと身体が受け付けなくなる感覚がある。今までも散歩で家周辺を歩くことはあるが、電車で都心に出るとなると段違いの情報量が視界に流れ込んでくる。もう情報量のキャパ限界ですよと脳が教えてくれてるのだろう。これは脳死なのか、順応なのか…。せっかくなので普段聴かない

          4月(2/4)(3/4)

          4月(1/4)

          (3月) 前半、後半にすら分けられなくなってしまいました。3月は別に多忙というわけでもなく、なんなら後半は凪気味であったのにもかかわらず、あまり文章を書く気が起きず日記がひとつも溜まっていない状況であった。ただ、暇であればあるほどままならない。生活がままならないという感覚が四六時中ついて回る。ままならない日はままならなかった記録だけでもいいから日記にしていきたいと改めて思う。 (心機一転の再スタート。いつにもまして文章が雑…) 1日。 2020年の3月、社会人1年目がもう

          4月(1/4)

          2月後半

          某日。 結局、忙しすぎる2023。 2月の前半についにパンクした。さらに祖母の葬儀なども重なり、スケジュールが完全崩壊した。それでも寝て起きて仕事をして風呂に入って寝てだけを繰り返す生活がルーティンのように続くので、めちゃくちゃに腹が立ってきて、なんだこの生活!!!と部屋の中でブチギレてしまった。愚痴を聴いてくれる誰かが部屋にいるわけでもなく、ただ大きいムーミンのぬいぐるみが部屋の虚空に浮遊した叫びを吸収してしまったので、諦めてまた椅子に座ってiMacに向かった。 某日。

          1月後半

          某日。 アニメに引き続きロゴを担当した舞台『リコリス・リコイル』を観劇する。2.5次元の舞台を見るのは初めてだったが、とてもセンセーショナルな経験だった。キャラクターたちが確実にそこにいたのだ。アニメ作品の実写化が解禁された時にアニメのキャラデザにいかに近いかを気にしてしまう。実写映画と2.5次元舞台の大きな差はカメラ割がないことだと思う。要は顔のアップがない。動きと声が演技の大多数を占めるのだ。これは実際に現場で見ないとわからないことも多いだろうなと思った。声の演技も声質

          1月前半

          8日。 自転車を手に入れたので、移動範囲を拡張する意味も込めて家から近い昭和記念公園の年間パスポートを購入。昭和記念公園はあまりにもデカすぎて歩いて回るのはただ疲れるので自転車が無いと気楽に行ける場所ではなかった。しかしこれであの世界樹の子供みたいな木が立つ原っぱにだって行き放題だ。その原っぱの近くに新しくお洒落なカフェが出来たらしくそこを目指してサイクリングをする。組み木が外観を覆っていかにも良い値段のするランチをご提供しますよという外観のカフェであった。開店から30分後

          プロットと自転車

          1日。 遅れを取り戻すかの如く1日中かけて年末特番を見まくる。『クイズ・正解は一年後』の誰が結婚するだとか離婚するだとかを好き勝手言ってる時間が至高だ。録画を含めたどの番組を見てもニューヨークとヒコロヒーが出てて嬉しくなる。推してる人が売れてく様を見るのもまた至高である。 姉と祖母も実家に合流。数年前までは祖母の家でいとこ家族とも集まって祖母が作ったおせちを食べるのが正月そのものだったが、祖母が体を悪くしてからそうもいかなくなり正月は形を変えた。スーパーで買った寿司を囲みなが

          プロットと自転車

          ぬかるみ日記 12/28〜31 2022

          28日。 年末年始休暇に入り実家に帰省。実家といっても家からドアtoドアで1時間かからないので帰省感はない。というか3ヶ月に1回ぐらい帰るし。地方出身者の帰省という感覚に憧れを持つのは東京育ちの性だ。ないものねだりだろう。 地元に着いて学生時代よく行ってたジョナサンで昼飯。客が年寄りしかいなくて街の心配をするが日本はもうどこもそうなのかも知れない。『お陰様で生きられましたエンタメ2022』を書きながら1年を振り返る。自分が感じていたことを言語化してテキストとしてアウトプットす

          ぬかるみ日記 12/28〜31 2022

          お陰様で生きられましたエンタメ2022 

          2022年終わりますね。 思い返せば今年の始まりは、冬コミ終わりに鎌倉のホテルでしこたま酒を飲んだせいで人生初めての二日酔いによってゲロを吐き、鎌倉観光の予定を全てパーにして家に帰り、友達に多大な迷惑をかけるという人生最悪のスタートを切ったのでした。それから考えると1年を通してなんとか盛り返したんじゃないかと思って安心できるってもんです。 それもこれも全部この世に面白いエンタメがあるおかげ。ほんまありがとうな〜 恥ずかしながら感じていたことを都度メモっていかないと全てを忘れ

          お陰様で生きられましたエンタメ2022