お陰様で生きられましたエンタメ2022 

2022年終わりますね。
思い返せば今年の始まりは、冬コミ終わりに鎌倉のホテルでしこたま酒を飲んだせいで人生初めての二日酔いによってゲロを吐き、鎌倉観光の予定を全てパーにして家に帰り、友達に多大な迷惑をかけるという人生最悪のスタートを切ったのでした。それから考えると1年を通してなんとか盛り返したんじゃないかと思って安心できるってもんです。

それもこれも全部この世に面白いエンタメがあるおかげ。ほんまありがとうな〜
恥ずかしながら感じていたことを都度メモっていかないと全てを忘れてしまう脳みそカスカス人間なので感謝の念も込めて今年お世話になった沢山のエンタメを摂取して感じたことをつらつらと羅列していこうと思います。
駄文ご容赦!


音楽編

一年通して良すぎて感動した曲をプレイリストにまとめるということを毎年やっているので、今年も公開します。

「2022 BEST」
https://music.apple.com/jp/playlist/2022-best/pl.u-KVXBq0JFoKyePd

今年は新しいアーティストをディグることがあまりできず、好きなアーティストの新曲が出たら聴くというルーティンばかりだった。ライブもあまり行けなかったし年を取っていくごとに世界が固定していく恐怖を感じる。でも、teleという才能を発見した事と結束バンドのおかげでバンド熱が再熱した事は大きかった。ギター上手くなりたいし、バンド組んで演奏したいという夢を思い出した。

あとはボカロの近い界隈で活動してた人たちの大躍進に刺激をもらえたのも良かった。数年前に作ったコンセプトアルバムに参加してくれた人たちがみんな売れるのも時間の問題だな〜
https://music.apple.com/jp/album/aurora/1447595927
サブスクで聴けるので聴いてね。(いつかまたアルバムを作りたいと夢みて…)


ラジオ編

①乃木坂に相談だ(TOKYO FM)
https://audee.jp/program/show/54456
通称”乃木談”
去年の放送開始から聞いてるが、今年も面白さが落ちることなく乃木坂46の5期生である清宮レイと松尾美佑のパーソナリティ2人が全く飾らず等身大のまま話すのが心地よくてずっと面白かった。乃木坂は5年前くらいから好きになってここ2年くらいで推してたメンバーが悉く卒業していって興味が薄れていくような気もしていたけど、このラジオのおかげで二人を推すようになって乃木坂のことも変わらず推せているのがなんか嬉しい。

②滔々あの夜咄(podcast)
https://open.spotify.com/show/4wlobCfR7fasuMUBmIiuAH
ニッポン放送のディレクター石井玄氏と脚本演出家の小御門優一郎氏のラジオ。
連絡とか苦手で締切も守れないクリエイター小御門さんのありのままの姿が聴いていて勇気をもらえたり、反面教師にしたりと魅力満載で聴いていて楽しい。その魅力を引き出す石井さんのツッコミ(というよりかは説教?)で自分が言われてる気がしてきたりと仕事頑張らなきゃ、ちゃんとした大人にならなきゃなぁと思わされる。そして何よりそんな二人が極上のエンタメを作っていく様の裏側をドキュメンタリー的に知れるのが面白い。

③奇奇怪怪明解辞典(podcast)
https://open.spotify.com/show/0DEV2gUjx4tgwBLpJFlX7j
このラジオは『滔々あの夜咄』の前身番組である『あの夜のはなし』でtaitan氏がゲストに来た時に知って、それから聴き始めて過去回を遡りつつ最新回も追い続けてる。まず週3回更新で一回がそこまで長くないのが嬉しい。ちょっとした散歩時間に聴きやすいのでつい再生してしまってそのまま虜になった。漫才みたいな掛け合いもよくあのスピード感できるよなぁ、頭いいんだろうなぁと思いながら聴いています。

④川島明のねごと(TBSラジオ)
https://www.tbsradio.jp/negoto/
2022年は世間的にも川島明の年と言っても過言じゃないと思うが、このラジオも毎週嘘みたいに面白かった。毎週1番楽しみに聞いていたのはこのラジオかも。ラヴィットの裏側トークな回があったり、大喜利でおもしろ回答連発の回があったりずっと最高だった。特に天津向いじりで本当に嬉しそうにする川島さんが聴けるのが1番の魅力かもしれない。(音泉でやってる『天津向のためになるラジオ』も毎週聴いているので天津向の恋愛事情にどんどん詳しくなっていくのが悔しい…)

⑤花澤香菜のひとりでできるかな(文化放送)
https://www.joqr.co.jp/qr/program/dekirukana/
学生時代にA&Gでよく聴いていたのだが、ここ数年は離れてしまっていた声優花澤香菜の一人喋りラジオ。地上波進出してradikoでタイムフリーで聴けるようになったおかげでまた聴くようになった。(A&Gはこれのせいで聴きたくても聴けないラジオが沢山あるのでマジでどうにかしてほしい!アプリも改善しろ!!)久しぶりに聴き始めたら、昔よりも数倍エピソードトークがうまくなっててびっくりした。そして圧倒的に変な人で相変わらずめちゃくちゃ魅力的な人だ。

⑥AUDEE CONECT水曜日 ハスマナ (TOKYO FM)
https://audee.jp/program/show/100000365
去年のM1グランプリ3回戦からダウ90000の魅力に取り憑かれてしまっているので、放送開始から聴いているラジオ。蓮見氏のひねくれた人間性が面白いのはもちろんだが、紗倉さんとの相性がとにかく抜群。もちろん紗倉まな氏の存在は知っていたし作家的な活動をしてるのも知っていたけど、ここまでチャーミングでピュアな人だと思ってなかった。今までは木曜日に起きたらまず佐久間宣行ANNを聴いていたのだけど、こっちのラジオを優先して聴くようになった。


YouTube編

①牛沢 ジャッジアイズ実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLyqi9vd697GL1002I1sAZCDaGiLQsb2_q
これはもう単純にジャッジアイズというゲームが面白かったというのもあるが、
うっしーが面白がる視点がやっぱり全部自分の好みなのでずっと面白かった。
ストーリーがとにかく良くできてて最終回は大河ドラマを見終わったかのような充実感と喪失感に溢れてしまった。続編ゲームは自分でやりたいと思いつつなかなか時間が取れないので、実況が始まったらそれを見てやった気になってしまうんだろうな。

②ひくねとチャンネル 幕張マクド部
https://www.youtube.com/watch?v=BGrGfEgmQXk&list=PLmRHmRzVZqfNXbeO8w5LcSbhxmVh2sZ-L
このチャンネルのおかげで、今年はマックを沢山食べた。(関東人なのでマックと記載する)副部長の『マクド来て健康気にすんなよ』という言葉は心に強く刻んでいきます。まじかっけぇっす。

③ダウ90000 youtube誕生日企画
https://www.youtube.com/watch?v=BcUZqR2W83s&t=65s
去年ダウ90000の魅力に取り憑かれてしまってからYouTubeも追い続けているが、今年から始まった誕生日を迎えたメンバーに残りの7人が誕生日プレゼントをあげるという企画がとにかく面白かった。メンバーが8人いるからこそ到達できる面白さに達していて最高だった。あのワクワクする感覚はなんなんだろう。ダウのメンバーの掛け合いは見ててとにかく嬉しくなっちゃうのが良い。


TV編

①ラヴィット
2月くらいの代打MC週で話題になってるのから見始めて、それからほぼ毎日見ている朝のお笑い番組。(リアルタイムだったりTVerだったり)川島明の化け物級MCがとにかくすごい。ゲスト含めてメンバー全員にアシストしたりフォローしたり、と思ったら自分で点を決めにいったり。本当にすごい。どの曜日もメンバー全員のことが愛おしくなってしまった。そして芸人愛が詰まったスタッフが作っているのがひしひしと伝わってくるのも最高。個人的MWL(最も忘れられないラヴィット)はニューヨーク嶋佐のオアシス熱唱でした。今年は本当にラヴィットがないと生きられなかった。マジでありがとう。最高エンタメすぎる。

②鎌倉殿の13人
今年のNO.1ドラマは間違いなくこのドラマ。
異常なほどに面白さを更新し続ける脚本と魅力のあるキャラクターを生み出した三谷幸喜が凄まじすぎる。終わった頃には登場人物の9割近く死んでるという地獄みたいな展開だったが、それをここまで不快な気持ちにさせず描けたのはキャラクターたちを愛おしく感じさせた前半のコメディ部分に詰まっていたと思う。フリオチのフリの部分。面白い作品と面白くない作品の差は、登場人物たちの感情を視聴者が自分事にできるかどうかの差だとここ最近思う。今年よかったと思う作品はどれもそれが出来ていた。

③ぼっち・ざ・ろっく
もともと原作が好きできららMAXでのアニメ記事ページのデザインを担当させてもらってたこともあり、ちょっと思い入れがあった作品なので期待してはいたのだが、期待を大きく上回る出来のアニメだった。けいおん!を見てギターを始めて高校時代に軽音部に入ってた身として、俺向けすぎるアニメだったと思う。多分原作者が同年代で、同じくけいおん!に多大に影響を受けていて(かなりリスペクトしてるであろうオマージュがある)多感な時期に聴いてきたバンドが同じなんだろう。そしてその意図を汲んだ音楽陣の起用。どのセクションも素晴らしい仕事だった。こういう同世代が同世代に向けた人生の伏線回収みたいな作品が今後増えてくるんだろうなと予感させてくれた。最高の未来が待っていそうだ。ぼざろのおかげで、時間が空いたらギターのコピーをしてる。ギターは楽しいし、音楽は楽しい。

④Do It Your Self !!
⑤ヤマノススメnextsummit
同じ秋クールでスタッフの座組みも近かったいわゆる日常系アニメーションの2作品。ぼざろもそうだが、チャレンジングな演出が多くアニメーションの喜びみたいなものを再認識させてくれた。(ヤマノススメは化け物アニメーターたちの腕自慢コンテストみたいになってた。最高。)こういうアニメが大好きだともっと言っていきたい。



◉後記
ここまで列挙したのは特におかいき(お陰様で生きておりますの略)だった作品で、書ききれないくらいたくさんのエンタメを摂取し消費した。仕事でがっつり関わっていたので『リコリス・リコイル』は除外してるが、リコリコが放送していた3ヶ月の経験のすべては人生においても特にセンセーショナルで忘れることの出来ない凄まじい経験だった。これもどこかで詳しく言語化できたら良いなと思う。
悔やまれるのは、今年は忙しすぎたこともあり洋画や海外ドラマを見る時間が取れなかった(字幕派のため作業中に見れない)ので、来年はもっとバランス良く摂取していきたい。エンタメに生かされてエンタメで人格が形成されているエンタメ人造人間としての自覚を持って来年も生きていきます。
それでは。