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4月(2/4)(3/4)

某日。
電車通勤を再開しはじめて2週間、あからさまな変化が起きた。ラジオを聴く頻度が減った。通勤時間に聴くことはもちろん出来るのだが、あまり気分じゃないなぁと思って音楽を聴くことを選んでしまうのだ。なんかこれ以上の情報を増やすと身体が受け付けなくなる感覚がある。今までも散歩で家周辺を歩くことはあるが、電車で都心に出るとなると段違いの情報量が視界に流れ込んでくる。もう情報量のキャパ限界ですよと脳が教えてくれてるのだろう。これは脳死なのか、順応なのか…。せっかくなので普段聴かない音楽も聴いてみるか


某日。
朝が早い。リモートワークに入ってからだろうか、完全に朝活人間に生活スケジュールを変えた。なんかクリエイターって徹夜して昼夜逆転してるイメージがあり、学生の頃はそんな生活をしてることも多かった。(基本26時に寝る生活)大人になって自分にはそれが合わないと感じるようになった。朝活をするコツはマジで簡単。『早く寝る』それだけである。いかにその日の作業に執着せず、諦めて、寝れるかどうかがマジで大事。朝活してから昼間の仕事中に眠くなるみたいなことが一切なくなった。これが自分にあった生活サイクルなんだなと確信した。気をつけるべきは朝が始まる時間が季節によって変動することだ。冬は早く起きても暗いので活動する気にならないから嫌いだ。ようやく春になり徐々に陽が昇る時間も早くなってきて、4:30起きの生活にならそうでワクワクしてくる。朝は長い方がお得な気がして良いのだ。

某日。
同人活動は楽しい。
M3に向けての制作が佳境を迎え、入稿物をどんどん入稿していく。最初はイラストだけの依頼だったが、妄想が膨らんでしまい色々提案してるうちに沢山作業することになってしまった。昼間に普通に仕事しながら、夜と朝に制作するスケジュールはスリリングだったが確かに生きてる実感を得れて楽しかった。なによりも面白いものにしようというチームのバイタリティがすごい。一人でやっていたら間に合わないだろうと早々に諦めて妥協してた気がする。チームで何か1つのゴールを目指すってことってやっぱり大事なマインドだな。高校生の文化祭準備の時とかにこのマインドを持っていたかったよ。遅れた青春を何度もやろう。
4月30日。いいものが出来たと心から思える制作物が生まれたので、いろんな人に届いてほしい。


某日。
人生はうまいこと行かない。
仕事をやりきってリフレッシュしようと思っていった先で不幸が起こる。温泉に入ってる間に自転車が壊されたり、ファミレスに入ったら全然席が空いてるのになぜかちっちゃい一人用の席に案内されたり(自分のあとに案内されたひとり客はテーブル席に案内される)、理不尽なちょっとした嫌なことが起こる。こういう時に思い出すのは、アイシールド21のキッドの言葉だ。「良すぎると、ロクなことがねぇ」定期的に嫌なことで人生の幸福指数を調整をしてくれているのだと、無理矢理自分を納得させる。小さな不幸できっと大きな事故とか起きるのを回避してくれるのだと。まぁ、そんなこと言ったって人間死ぬ時は死ぬのだが…