日本vsコスタリカ

戦犯：森保、伊藤洋輝
足引っ張り：鎌田、遠藤、堂安

「コスタリカは開始からアグレッシブに来るはず」という見立てのもと様子見から入ったのはわかる。
しかしそれも長く見積もっても15分あれば十分で、その後は「来ないみたいだからこっちからボールを支配して優勢に行こう」と切り替えるのが当たり前である。
その明確な切り替えの2択を用意・指示しなかったのは完全に采配のミス。
まるで追い込まれてるのが自分たちかのようなリスクを取らない消極的なプレーに終始し、前回7失点してボロボロのコスタリカに丁度いいリハビリをさせる45分になった。
カタールと並んで今大会で最弱の2チーム、最も退屈な試合なのは確実。
日本の大応援団の歌も相まって「ああそうだそうだ、日本代表の試合ってこんなんだったわ」と思い出した。
W杯じゃなくて完全にキリンカップにしか思えない。

頼みの鎌田は前回に続いてどうしたのか？クソみたいなトラップミスを連発し全然ボールが収まらない。
上田綺世も、ポストプレーを得意としてないのは知ってたがたかが1〜2秒ボールキープするのがそんなできんか？？なんで全部ワンタッチではたいてロストすんの？「収めて時間を作ってくれ」という指示は監督からなかったのだろうか？
遠藤はボールを奪うまではいいが奪ったあとの展開にアイデアがなさすぎて攻撃に繋がらない。毎回奪ったあとに狼狽えてる。
堂安は利き足の左で持った場面でことごとくカットされてて話にならん。なんでそんな毎回つっかえんの？
先発をまるっと入れ替えて何の連携も見いだせなかった9月のエクアドル戦の再現のよう。森保監督、まさか本番であのクオリティのまま出してくるとは。

後半になり長友、上田綺世に替えて伊藤洋輝、浅野。
攻撃はだいぶ様相を変えたが、浅野がサイドにいい走り出しをしても中に人がいない(フォーメーション上明らかであるが)のでシュートにならない。
監督はどういうプランで点を取るイメージだったんだろう？
3-6-1のワントップをサイドに流させといてフィニッシュの場面で中に走り込む人間がいないシステムの意味がわからない(鎌田や守田の挙動を考えても明らかにそういう指示はされてない)。
誰がシュートを打つ想定？？
延々相手の外側だけでボール回しして無意味な時間が過ぎていく。監督から指示は？？
アジア予選で散々思い知らされた「無能感」がジワジワ首下から上がってくる。
見てる全員が「もう三笘しかないやんけ」と待つこと数分、とうとう三笘投入。
いやもうそれしかないよね。。。

と思ったらここでクソバカ発動である。
左CBの伊藤洋輝が左で張る三笘に一向にボールを回さない。

• 左利き

• CBの左で起用

• 左に張って待つ三笘

この状況で三笘に入れない意味がわからない。
結局4or5回三笘の1対1のチャンスを潰した。マジで絶叫。イライラし過ぎて爆発しそう。
その後2回、ようやく三笘に渡したかと思ったら

• 明らかに三笘の1対1に任せる場面なのに外側をオーバーラップ

• 後半47分、三笘が突破した先にインナーラップし三笘の進路を塞ぐ  

頭が悪すぎて震える。今の状況と文脈、自分の役割を1ミリも理解してない。15年ぐらい前の代表の試合を思い出した。
こいつは代表のレベルになかったのだった。いくら身体能力に秀でていてもバカに代表は無理である。自分の起用意図を何だと思ってるのだろうか。

その後南野、伊東純也を次々投入。
ドイツ戦の再現を期待したんだろうが、起用意図がないので何の機能も果たせない。当たり前だけど偶然は2回続いては起こらない。世界はそんなに都合良くできてない。

と思ったら吉田、守田の軽いクリアの連続から見舞われたコスタリカのシュートがゴール。
致命的とまでは責められない2人の軽いプレーだったが、ドイツ戦で浅野が「後ろからのボールを完璧にトラップ」「ノイアーから普通はまず入らない左肩上をぶち抜く」のミラクル2連発から1点取ったのの裏返しだと考えると、確率的に収支はトントン。
責める優先順位としては7番目ぐらいなので特に怒る気にもならない。

そしてめでたく試合終了。
せっかくドイツ戦で得た神がかり的な勝ち点3をドブに捨てる、最悪の結果。
スペインドイツと同じ組に入ってコスタリカに負けはとんだお笑いである。
しかもターンオーバー。
「先を見越してターンオーバーしてコスタリカに負け」は破滅的なギャグである。
前述したようにスペインに勝つのは不可能なので日本は勝ち点3で終戦。
細かく計算してないが、この後のスペインドイツ戦如何ではKOラウンド進出は微かに可能性あるのだろうか？
絶対に勝ってやろう！という気概も見られなければ相手を追い込む戦術もない。
特に長友-相馬で無駄にした45分が悔やまれて仕方ない。
試合後、ヘラヘラしながら談笑してるテレ朝のバカ芸能人どもが不愉快で仕方なかった。昔スタジオゲストに来てたラモス瑠偉が覇気のない試合をした代表に対しブチ切れてニュースになったが、
それに匹敵する情けない試合だったのにヘラヘラつまらん馴れ合いで怒りに震えるこちらの感情を逆撫でしてくる。
よくこの試合見せられた後に笑いが出んな？
W杯終了後はビエルサが空いてるらしいんでどうにか説得して連れてきて欲しい。
日本に自国監督は時期尚早。それが確信できたとても実りある大会であった。