卵を割るとき角でヒビを入れるのは間違い
いきなりですが、”卵を上手く割れますか?”
幼稚園生じゃあるまいし、そんなの割れるに決まってんじゃん!馬鹿にすんな!
なんて声が聞こえてきそうですが、黄身が崩れちゃったり、殻が入っちゃったりすることは良くありますよね。目玉焼きを作るときに、小さな殻が入っちゃって、取りたいけど火傷が怖いし、イライライライラ。あるいは、黄身がどろ~んと崩れて、あ~ぁとため息。キッチンという現場で起こる料理あるあるです。
じゃ、その原因はなんなのか?
原因は、”ヒビの入れ方”
多くの方が割り入れる容器やまな板などの角、縁でヒビをいれてると思いますが、これだと細かくヒビが入ってしまう上、殻が内側にめり込んでしまいます。それで実際に割ったとき、細かい殻が白身にくっついて落ちてしまうんですね。おまけに、めり込んだ殻が黄身に刺さって、黄身が崩れやすくなります。
プロは卵で卵にヒビを入れる
最も良いヒビの入れ方は、”卵にぶつける”です。プロもやっている方法がコレです。両手に卵を1つずつ持って、側面同士をコツンとぶつけ、ヒビが入った方を割ります。殻が入ったりせず、キレイに割れます。両方が割れることはほぼありません。
何故かというと、これは卵の丸みのおかげです。
卵と卵をぶつけると、片方の卵の丸み通りのヒビが入ります。クレーターのような感じのヒビですね。広すぎず狭すぎない範囲で、内側に向かって絶妙にくぼんでくれます。この絶妙な内側へのくぼみが、割るときに指をグッと入れなくても割れてくれます。まさにパッカ~ンといった具合です。また、ヒビの入り方が細かくならないので、白身くっついたり混ざったりすることはありません。
平面だとヒビが入りすぎてしまう可能性もがある
よく平面のところでヒビを入れるのが良いとも言われてますが、場合によってはヒビがものすごく入りすぎてしまう可能性もあります。ぶつける力加減が難しいんですね。また、ヒビの方向も内側に入らないので、割るときに割りにくい。なので、あまりオススメはしません。
丸いものならOK
卵が一個しかない、あるいは、卵同士をぶつけるのは勇気がいるという方は、とりあえず丸いものでヒビを入れるといいと思います。ボールやお椀の側面とかがオススメです。
終わりに
この割り方は以前飲食店で働いていたときにしていた方法です。両手で持って、お互いをぶつけて片手で割る。一日に何十個と割らなければいけない飲食店では一番これが合理的でスピードも早い方法なんですね。
また、特に男性なんかは、コレをちょっと覚えておくと、料理を作るシーンでかっこいいところを見せられるかもしれませんね!
最後までお読み頂きありがとうございました!
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