正直者は損をする
正直者は損をすると思っていらっしゃるあなた。よ~~く耳の穴をこっぱじってからお聞きください。
正直者は「徳」をする。「損得の得」ではありません。「道徳の徳」です。
「徳」とは精神的な「徳」で「得」は物質的な「得」です。同じように聞こえますから混合してしまうのです。
「正直者は損をする」と思っている人は、「不正直者は得をする」と思っているのですか?「得をする為には不正直でなければいけない」と思っているのは「正直者は損をする」と同じことなのです。
正直者は得はしなくて徳をするのです。それを損すると思うのは間違っています。損得勘定で生きてはいけません。不正直者は得をしたと思っていても信用を無くすので信頼してもらえなくなります。
人間関係で大切なことは信じることです。自分に危害を加えないと信じているから一緒に行動できるのです。約束を守ってくれると信じているから待つのです。
正直者だと思うからこちらも正直になれるのです。不特定多数を相手にする場合は用心しなければなりません。いつ危害を加えられるかわからないのです。信頼できる家族と一緒のように正直になっていると思わぬ事態を招く事に成るかもしれません。
家族だと思って信頼しているから、この裏仕事を頼むと言われても信頼してはいけません。家族になろうと近寄ってくる異性も信用してはいけません。
信用してくださいと近寄ってくる人も信用してはいけません。信用できるのは長い時間をかけて自分で観て感じるものなのです。
信用してもらうには正直でなければなりません。仕事も遊びも生活も、信用できる人と一緒に居たいのです。
馬鹿正直になってはいけません。普通の正直で良いのです。相手の正直に合わせれば良いのです。正直者は隠そうとはしません。うまく聞いてあげれば好いのです。
正直者が損をするのではなく、正直者は不正直な友をなくすのです。正直者同士が出会うことは少ないのです。長い時間があれば巡り合えますが運命だといえます。性別関係なく運命の人は大切な人になるのです。
正直の基準は人によって異なります。それをモラルと呼ぶのです。
人によって異なるモラルを合わすためにマナーがあるのです。マナーを守る事によって長くかかる運命の人探しが簡単にできるのです。自分が学んだマナーと共感できるマナーの持ち主が、価値観が同じだといえるのです。
モラルと価値観、正直の基準は同じことを言っているのです。信用できる人信頼できる人になるかはわかりませんが、類は友を呼ぶ事になるのです。
私と同じ正直者ならばお友達になりましょう。