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カプセルの学校あったらいいな

私はカプセルに乗って通学します。
カプセルは小さい頃から使っています。移動手段よりも身を守るために開発された物です。カプセルは家では、ベットになり椅子になりテーブルが出てきて机にも食卓にもなります。

移動する時は移動用車に乗り込むのです。家屋内で使う場合と通学用、学校内移動用、それに遠距離用、高速と航空機用など用途に応じて変わります。

通学用は、レールと道路の両方で使える電気自動車です。追突されてもカプセルは安全ヘルメットと同じ素材と強度で全身を守ります。暴徒に襲われてもカプセルは閉まってSOS信号を警察に発信するので安全です。

常にカプセルに入って生活しているのは、あらゆる危険から命を守るためです。学校には大事な役割があります。勉強も必要ですが、身体を使ってカプセルが無くても自分で自分を守る訓練をするのです。

カプセルから出てスポーツをします。格闘技もします。サバイバル訓練もしなければなりません。それは、日本が災害大国だからです。地震や大雨、火山の爆発に大津波に洪水、いつかはその災害に逢うのです。

カプセルは水に浮きます。食料も水も常に一週間分が積み込まれています。密封すれば水中でも土の中でも一週間は空気が持つようにそして強度はビルの屋上50階から落とされても中の物は損傷しません。

大人も子供も移動時はカプセルに乗ります。そしてカプセルから離れても2メートル以内にカプセルがある状態にするようにと法律で決められているのです。事務職は、カプセル内で仕事ができるようになってます。

ですから通勤しなくてもテレワークが可能なのですが、直接顔を見ながら仕事をするのとテレワークだけで済ますのではメンタル的に大きく違っていたのです。作業効率は良いのはテレワークやリモート授業なのですが、遊びがないと人は勉強も仕事も続かないのです。

濃厚接触はなくす事ができて、経済的に活発にする為の手段が人のカプセル化なのです。生活する上で100%の安全、安心を確保してなおかつ経済活動を活性化するためには、新しい制度で今までと変わらない社会であり続けるのであれば。個人でありながら集団でもあるカプセルだけで一週間の生命を維持してなおかつ無線でカプセル同士を結びさらにセンターにその情報を集めて現状を把握して救助に向かうのです。

災害時だけで無く平常時でも安全安心なカプセルに守られて人々は暮らすようになったのです。学校も一つのカプセルになっています。生徒全員を収容してさらに一週間は暮らせる環境はできています。

地域もカプセル化していてそれぞれの重要な施設は独立して運用が一週間持つようになっています。火力発電所は外部からの燃料が無くても一週間は稼働できます。

各家庭施設も一週間分の電気は蓄電するように義務付けされたのです。移動設備はカプセルになった格納庫に初めから入っています。大きな物は大きなカプセル。小さい物は寄せ集められて一つのカプセルに入ります。

たくさんのお金が必要になりましたが、経済が回れば税収も増え、備蓄してもつかう時には使う風潮ができました。一週間分の備蓄は定期的に消費しないと消費期限が過ぎてしまうのです。国民は備蓄の為に消費をして経済活動を活発にしたのです。

カプセルはレンタルで常に新しい物が使わられるようになりました。とても一括では買えない金額なのです。カプセル化のシステムは国自体をカプセル化する方向に向かいました。カプセル内だけで生活ができる日数を増やすことにしたのです。

他国からの侵略も他国への侵攻も考えなくていいのです。備蓄して1000年は生活できる環境を作れば良いのです。

最初は学校からカプセル化を始めましょう。