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エゴサーチとインターネット広告

Google検索では、多様な価値観を尊重していて個人個人で検索結果がカストマイズされています。宣伝を表示することが最優先でその人の好みに応じて表示がなされるために、わたしとあなたでは検索結果が異なってしまうのです。エゴサーチを繰り返すことで自分は有名人だと錯覚してしまうデメリットがあります。

Google検索とパーソナライズされた結果について

Google検索は、個々のユーザーの検索履歴や興味関心に基づいて、パーソナライズされた検索結果を表示します。 これは、よりユーザーにとって関連性の高い情報を提供するため、というGoogleの意図によるものです。

パーソナライズされる理由

  • 検索履歴: 過去に検索したキーワードやクリックした広告などが、今後の検索結果に影響を与えます。

  • 位置情報: 現在地や過去に検索した場所に基づいて、地域に関連する情報が表示されます。

  • デバイス: スマートフォン、パソコンなど、使用しているデバイスによって表示内容が変わる場合があります。

  • Googleアカウント: Googleアカウントにログインしている場合は、Gmail、YouTubeなどの他のGoogleサービスとの連携により、よりパーソナライズされた結果が表示されます。

パーソナライズのメリットとデメリット

メリット

  • 効率的な情報収集: 自分の興味関心に合った情報が優先的に表示されるため、必要な情報に素早くアクセスできます。

  • 新しい発見: 自分の興味関心に基づいたおすすめのコンテンツや商品が表示されることで、新しい発見につながる可能性があります。

デメリット

  • 情報のバブル: 自分の興味関心に合った情報ばかりが表示されることで、多様な意見や情報に触れる機会が減り、情報のバブルに閉じこもってしまう可能性があります。

  • プライバシーの懸念: 個人情報が収集され、それに基づいて広告が表示されることに対して、プライバシー侵害の懸念を抱く人もいます。

  • エゴサーチの弊害: 自分の名前で検索した結果ばかりを見てしまい、自己評価が歪んでしまう可能性があります。

エゴサーチの弊害について

エゴサーチとは、自分の名前やハンドルネームでインターネット検索することを指します。

  • 自己肯定感の低下: 否定的な情報が目に入ってしまい、自己肯定感が低下する可能性があります。

  • 精神的な負担: 常に自分のことを検索してしまうことで、精神的な負担が増大する可能性があります。

  • 現実との乖離: インターネット上の情報と現実の自分との間にギャップを感じ、それがストレスに繋がる可能性があります。

より客観的な情報を得るために

  • 検索エンジンの設定変更: Googleの設定画面で、パーソナライズ設定を変更することができます。

  • プライベートブラウジング: プライベートブラウジングを利用することで、検索履歴が残らず、より一般的な検索結果が表示される場合があります。

  • 複数の検索エンジンを利用: Googleだけでなく、Yahoo!やBingなどの他の検索エンジンも利用することで、多角的な情報を得ることができます。

  • 専門的なデータベース: 学術論文やニュース記事など、専門的な情報を探す場合は、Google Scholarや専門データベースを利用することをおすすめします。

大切なのは、インターネット上の情報だけでなく、現実世界での人との交流や多様な情報源から得られる情報を総合的に判断することです。

また、Google検索以外にも、DuckDuckGoなどプライバシーを重視した検索エンジンもあります。

これから先は物語です。

ネット広告の苦い経験

小さなカフェを営む私は、店の知名度を上げるために、インターネット広告に挑戦することにした。しかし、パソコンもまともに扱えない私にとって、それは途方もない挑戦だった。そんな時、知り合いのクリエイターのAさんに相談してみた。Aさんは快く引き受けてくれ、「無料で使えるサービスをフル活用して、素敵なホームページを作りますよ!」と意気込んでくれた。

報酬は、美味しいランチをご馳走することだけだと聞いて、私は安堵した。
Aさんの手によって、お店の雰囲気が伝わる素敵なホームページが完成した。SNSも連動し、お店のメニューやイベント情報が発信されるようになった。しかし、その喜びも束の間、後日、Aさんから請求書が届いたのだ。そこには、ホームページの更新料が毎月発生するという記載があった。無料でやってくれると思っていた私は、その金額を見て愕然とした。

「でも、ホームページを更新しないと意味がないし…」と思い、仕方なく毎月更新料を支払うことにした。しかし、正直なところ、ホームページの効果はよく分からなかった。SNSの投稿も、炎上しないか気が気でなかった。

そんなある日、常連客のおばあちゃんが「この前、新しいケーキが出たのよね?ホームページで見かけて、すごく気になってきたのよ」と話しかけてきた。その言葉を聞いて、初めてホームページが役に立っていることを実感した。

しかし、その喜びも束の間、また別の常連客から「ホームページの情報、古いままじゃない?」と指摘された。頻繁に更新しなければならないことに、私は再び大きな負担を感じた。

「最初から、こんなことなら、ホームページなんて作らなければよかったのかもしれない…」

私は、インターネット広告の難しさを痛感し、深く後悔した。

物語から得られる教訓

この物語から、私たちは何を学ぶことができるだろうか。

  • 無料のサービスには、必ず落とし穴がある: 無料で利用できるサービスは、一見魅力的だが、後から思わぬ費用がかかることがある。

  • 専門知識がない場合は、安易に手を出すべきではない: 専門知識がない状態で、インターネット広告に挑戦することは、リスクが大きい。

  • 効果測定が難しい: インターネット広告の効果は、すぐに目に見えるものではない。効果測定が難しく、費用対効果を測るのが難しい。

  • 継続的な努力が必要: ホームページを効果的に活用するためには、継続的な更新や情報発信が不可欠である。

この物語は、インターネット広告の難しさを教えてくれる良い教訓となるだろう。もし、あなたがインターネット広告に挑戦しようと考えているなら、この物語を参考に、慎重に計画を立ててほしい。

#パンダ大好きポッさん