何事にも取り組む姿勢が大事だが、指摘できないもどかしさがある。
今日の写真は、野菜畑です。農家は一次産業。産業の基礎を支えているのに農家人口が、減っているのは見合った投資にならないからなのです。
売り上げを伸ばしたい。システムを作りたい。人手が足りないなど問題を解決する前に、問題以前の問題がある場合があります。売り上げを伸ばす前に製品が売れる状態でない欠陥品、適正価格でないなど知らされない情報がある。システムを作ろうにも手作業ではできない作業を組み込む事によってシステムダウンを起こした時の対策ができない。退職する人が続出しているので人手が足りないのにその原因を掴んでいないなど、伝わっていない情報を基に問題解決しなければならない場合があります。
それは、問題以前の問題なのです。
問題意識を間違って持っている事に気づいていない人に間違っていますよと指摘する事は、「落とし穴を今、通り過ぎましたよ」と言っているようなもので気づいても「落ちていないのだから大丈夫だ」と言われて終わってしまうのです。
リスク回避は、落とし穴に落ちてから考えても遅いのです。落ちる前に埋めるのか避けるのかを無駄だと思わず考える事なのです。冒険家であれば危険は覚悟の上で探検すれば良いのですが、守るべき人や物がある人はたとえ冒険家でも高い保険料を払って保険に入るべきなのです。
お金を得る為には、投資が必要なのです。自分への投資は学問をすることです。道具を揃えたり仲間を作ったりお金を使わなければ稼ぐ事はできません。
投資をしても回収できないのは、投資の仕方が間違っているのです。どうしても必要な投資なのかと考えて一度始めた投資は回収できるまで続けるのです。回収できなくても続けている間は財産として残っていくのです。
途中でやめてしまうと財産ではなく不用品となり廃棄料がかかってしまうのです。
やり始めたらやめない事が財産を増やす事になるのです。やめざるをえないリスクは事前に知って回避しなければならないのです。売り上げを伸ばす事が目的ならばなぜ売れないのかを分析して問題解決しなければならないのです。
何事でも、取り組む姿勢が大事なのです。