良い事をしたとアピールしない
悪い事をした時に、ばれなければ大丈夫だとか、誰にもわからないから大丈夫だとか思ってすると必ず誰かにわかってしまい、隠そうとしてさらに悪事を重ねる事になりますが、しかたなくした悪い事ならば、たとえ見つかったとしても嘘をつく事はしないで、正直に話せばわかってもらえるのです。
良い事をした時に、誰かにわかってもらおうとすると余計なことをしてしまい、わかってもらおうと思わなければ、わかってもらえないからといって、損だとか無駄だとか思わないので気持ちが楽になります。
楽しく暮らそうと思うと人に認められる事が必要だと思うようになり、良い事、悪い事の判断基準から人に好かれよう、嫌われないようにしように判断基準が変わってしまい、悪い事でもしてしまいます。
人に嫌われる事など気にしない、そして人に好かれる事も気にしないで、天に好かれるように、陰徳を積みたいと思うのは、天に好かれると何をしても良い結果になり、天に嫌われると何をしても良い結果にはならないからなのです。
陰徳を積むとは、人に知られないように善行を行う事、陽徳はわかるように善行を行う事、どちらも「徳を積む」と言います。
徳を積むと天から好かれて良い結果を返してくれますが、徳を積まないでいると天に嫌われて良い結果を返してくれません。
良い結果とは、他人が思う良い結果ではなく自分が思う良い結果ですから自分で評価をして自分が納得できれば、良いのです。
選択肢をたくさん持っている時に使う判断基準は「陰徳を積む」です。
難しい話ではありません。騙すより騙される方が天は味方してくれるのです。騙された経験から次は騙され無い自分を手に入れる事ができます。そもそも、徳を積んでいれば騙される事も無いのです。
人には陰徳を積んでいるのかの判断はできません。なぜなら陰徳は人に気付けれずに行う善行ですから天にしか判断が出来ないのです。
知っている人は人知れず徳を積んでいるので天からの良い結果をもらっているのです。知らないあなたは今日知ったのですから今日から陰徳を積めば良いのです。
それでは復習です。
徳を積むと天から良い結果を授かりますが、徳には種類がありその内容によって良い結果の内容は変わるのです。善行を人知れず行う事を「陰徳」といって、人に知られるように善行を行う「陽徳」よりも徳を積めるのです。
匿名で毎年ランドセルを寄付するような行為を「陰徳」といい、募金活動をするアルバイトは「陽徳」なのです。募金をしたい人は言われなくても寄付します。窓口をたくさん作ってくれるとありがたいのです。
あ〜、今日も良い事をした。