簡単な事など何処にも無い

簡単な事を求めると難しい事を避けてしまいます。大抵の場合、簡単な事だからと他人にやらせる。もしくは自分が行う。

自分が行うのは簡単な事であれば難しい事は他人に任せる事になります。
簡単、難しいの評価は個人の力量によって変わるのです。

自分が簡単だと思っていても他人には難しい事かも知れません。簡単だと思っていて実際に行ってみると難しい事を先にやらないと簡単な作業が行えない事はよくある事です。

作業で段取りの確認をするのが修行です。簡単であろうと難しい事であろうと段取りを作るために自分で体験する事が必要です。段取りができれば悩む事はありません。

修行とは段取り作りです。

自分の段取りは自分の段取りであなたの段取りにはならないのです。段取りをマニュアル化しても一部しか伝わらないのは自分の段取りは自分で作らないと本当の段取りにはならないからです。

仕事の段取りは仕事の分だけ必要です。仕事は作業に分割します。その作業ごとに段取りが必要です。頭の中に記憶して文章化、映像化、する事によって自分の為に残すのです。

他人が参考にする事ができても自分の段取りを作らないと自分のものにはなりません。

簡単だと思うのは自分の段取りがあるからです。他人の段取りで簡単だと思うのは間違っています。

段取りの作り方、自分のマニュアルの作り方がわかる事が「悟り」ではないでしょうか？

段取り作り、マニュアル化するのが修行です。怠けず行うのが精進です。

他人のマニュアルで自分は動かないから頑固だと思われても仕方ない。

私のマニュアルを参考にしてください。