なぜ人は道に迷うのだろうか?
私が話す道とは、道路や路地、鉄道などの交通の道ではありません。人生の岐路や生きる道、生活で迷う道です。人生相談には答えることはできませんが、迷うロジックについて考えてみたいと思います。
迷うとは、自分の居る場所がわからなくなる事です。
居場所があると迷うことは無いのです。居場所とは生活してる場所のことではありません。必要とされる場所のことです。
必要とされる為には、相手を必要としなければなりません。自分の不足を補ってもらうのです。一人で孤立するのは生活ができても居場所にはなりません。
居場所とは、あなたが居ると知ってもらえる場所のことなのです。
道に迷っても居場所があれば、誰かが導いてくれます。居場所を探して迷うのは、目的が無い旅行と同じです。道に迷ったと思っていたら本当は、どこに行くのかを決めていなかった。それでは、いつまでも迷ったままになるのです。
それでは、どうすれば居場所が作れるのでしょうか?
頼れば良いのです。誰かを頼りにする。誰かに頼られる。それができればそこがあなたの居場所なのです。
居場所があれば、迷っても誰かが助けてくれます。迷っている人がいたら助けてあげましょう。居場所の中では迷う事はありません。家から地域に居場所を広げましょう。
市町村から国、国から世界に居場所が広がれば、迷っても誰かが助けてくれます。困っている人を率先して助ける事が居場所を作る事になるのです。
一人より仲間。