過去と未来を現在に
過去も未来も決まっていません。過去の事は現代に残っている痕跡や記憶、記録から推測するしか無いのです。記憶間違い、記録間違い、痕跡の誤解釈で過去が変わったように思ってしまうのです。
100%の過去は無いのです。一部に限定して証拠の積み上げで推測する事で真実に近づくことができるのです。
もしも、火事が起こったらどのように対応すれば良いでしょうか?
過去の火事の事例から対応策を考えることはできます。過去の使い方は過去に起こったことが現在に起こったらどう対応すれば良いかを考える参考資料です。
火事は未来に起こることです。自分の環境では滅多に起こらないから考えないのが普通です。地震に津波も同じことが言えます。
でも、今想定しないことが起こればうろうろするだけでなにもできないのです。
目の前の火事は消火する事です。水をかけます。でも天ぷらを揚げていて天ぷら油に火がついたら水をかけてはいけません。爆発して火が飛び散るからです。
消化器を日頃から準備していれば使えるのですが、まず火元のコンロを消しましょう。慌てずに濡れた布巾で空気を遮断すれば火は消えます。消化器を使うと後が大変です。
怒られる。家が燃えたらどうしよう。などは先の話です。今は火を消しましょう。
自分の今に真実でない事を紛れ込ませるのは過去や未来を見誤らせる要因になります。
「あなたのためになるからわたしの思い通りにしなさい」
わたしにもあなたにも、未来の事はわかりません。わかっているのは今のことだけです。あなたの思いと私の思いは違うのです。それをあなたのためになるからとわたしの思い通りに動きなさいと言っているのです。
私は私の思いで動きます。あなたはあなたの思いで動けばよいのです。
自分の思いを相手の思いにするには、説得する材料と意志と熱意と思いが無ければなりません。
私はそれをnoteに託したいと思っています。