紀州鉄道
今日の写真は紀州鉄道。奥に見える山は丸山で山頂には亀山城跡があります。紀州鉄道は赤字ですが、廃線にならないのは地元の努力ではありません。紀州鉄道株式会社さんの努力です。紀州鉄道株式会社さんは、不動産事業を主たる事業で行なっているのですが、鉄道会社名であれば信頼されてコマーシャル効果も期待されるから存続させているとネット検索で知りました。
鉄道らしい鉄道路線では、日本一短い路線だと思っています。なぜ鉄道らしいと言ったかと言いますと他の短い路線は、中間駅が無いとか、ケーブルカーであったりして短ければ良いとは言えないと思うのです。ただ、ワンマンバスのような鉄道なのが、少し残念です。運転手さんと車掌さんの組み合わせにいつか戻ってくれる事を祈っています。催しを行うときは多人数で対応してますからよしとしましょう。
地元でできる事は、たくさん利用する事と観光で乗ってもらう事、売り上げが増えて赤字を少しでも減らす事なのですが、黒字になってはいけません。なぜなら、一度黒字になって赤字になると黒字にしたいと欲が出て廃線の話が出てしまうからです。黒字になるようであればボーナスを出してその働きに報いてあげましょう。
廃線にならないようにする為には駅周辺に魅力的なお店がなければなりません。御坊駅の次は学門駅です。学門駅は日高高校だけで無くひだか病院、北出病院など病院が充実しています。看護学校もあり病院関連のお店を多く有れば便利だと思います。
学門駅の次は紀伊御坊駅です。紀伊御坊駅は、本町3丁目商店街があり御坊市の中心です。肉屋魚屋八百屋に服屋時計店にお菓子屋さんなどお買い物が楽しめます。建物も古く、レトロ感満載です
紀伊御坊駅の次は市役所前です。市役所前となっているように市役所と郵便本局大手電気屋さんなど観光名所としては古い街並みにつながっていますので今後、散策スポット説明を増やしていきます。
市役所前駅から終点の西御坊駅で降りますとその先には、小竹八幡神社があります。しのはちまんさんです。県指定無形民族文化財第一号の「けほん踊り」が奉納される御坊祭りが行われます。祭礼は10月4・5日で今年は中止されて神事だけとなりました。松原通り商店街を抜けますと本願寺日高別院にたどり着き御坊市の名前の由来になった寺院で御坊さんと地元では呼ばれています。その他見所が満載で平成、昭和、大正まで遡ることができます。
ぜひ紀州鉄道にお乗りください。