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親になる

子どもがいるから親になるのです。子どもも初心者なら親も初心者です。学校の先生が子どもを教育しても親にはなれないのです。自分の子どもと他人の子どもは異なるのです。

父親と母親でも異なります。隣の親とその隣の親。一人一人の親の考え方は違うのです。子ども一人一人の個性があります。親の個性と子どもの個性が潰される事なく生き生きと育っていくようになれば良いのです。

おじいちゃんになってわかった事は、子どもが元気に育つには親にゆとりが無ければいけないと言うことです。親が安心して子どもを育てる環境を作ってあげないといけないのです。

子どもに愛情を注いでも見返りは求めない。子どもが親になった時に自分の子どもに同じようにしてあげれば良いと伝えていくのです。

親にゆとりがなければ愛情を注ぎたくても自分の欲に振り回されて思いやりなど持てません。本当のゆとりとは、欲が満たされて余裕がある状態です。
他人から欲を小さくして満たされたと思い込まされるのではなく自分が満たされていると思う事です。

子どもの成長から教えられる事が沢山あります。可愛いだけではいけないのです。思いやりの持てる子どもにするには満たしてあげないといけないのです。大人になってからでも思いやりのある大人になるには満たされる事が必要です。

何を要求して何で満たされるのかは個人の価値観で異なるのです。
お互いの価値観を理解してそれを満たし合う事ができれば仲良くなれます。
価値観(思想)は学ぶ事で変化します。

親になる事は学ぶ事です。
子どもは親になれるように学びます。
親は子どもを育てる事を学びます。

おじいちゃん、おばあちゃんはそれを見守っているのです。

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