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【自転車の歴史②】

1870年頃には
英国のジェームズ・スターレー氏が
スピードをより追求するために
前輪を巨大化させた
ペニー・ファージング型自転車を
発売した事が好評となり
多くのメーカーが模範した様です。
中には、前輪の直径が
1.5メートルを超えるものも出現し
スポーツレースで使用される
乗り物にもなりました。

しかし、乗る重心位置が高く
バランスが悪い点があり乗車中は
足がまったく地面に届かない事もあり
日常用として利用するには
危険な乗り物でした。

1880年頃には産業革命で
「世界の工場」といわれたイギリスで
オーディナリー生産のための技術開発が進み
フランスに代わりイギリスが
自転車の主要生産国になりました。

そして1879年に
英国のヘンリー・ジョン・ローソン氏が
チェーンを付けて
後輪を回す仕組みを発明した事で
サドルの高さを下げ
乗った人の足が付く
安定性も求めた乗り物が誕生しました。

その乗り物を
「ビシクレット」と名付けました。

これが後の

自転車=バイシクル(bicycle)の

語源と言われています。

1885年には、イギリスのスターレーが
前輪と後輪の大きさが同じ
「ローバー」を発明し
現在の自転車の元祖となりました。

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