千年戦争アイギスの新規勢がメインストーリーを楽しむための案内所

はじめに

 この記事はDMM提供の『千年戦争アイギス』のストーリーを優先して楽しみたい新規に向けた「メインストーリーへの辿りつき方」への案内記事となります。
 メインストーリー解説ではなく「辿りつき方」。どういう意味?

 千年戦争アイギスという作品は極めて王道な骨太ファンタジーストーリーが楽しめる名作でありながら、ソシャゲ史上において他に類を見ないほどに「メインストーリーがとっちらかって格納されている」作品です。
 公式も頑張っていて一時期よりかなり整理されているのですが、それでも新規勢はストーリー目当てであればまず間違いなく迷子になります。


 いわゆるホーム画面と呼ばれるところから、「ミッションクエスト」というボタンを押下すると遷移する画面です。ソシャゲとしては一般的ですね。アイギスのストーリーは基本的にここに格納されています。


 「ストーリーミッション」と「イベントヒストリー」が物語の二本柱です。普通に読み解くと「ストーリーミッション」がメインストーリーで、「イベントヒストリー」がソシャゲ特有の期間限定イベントが恒常化したものが置いてある場所かなと解釈すると思います。基本それであっています。

 ですが。

 「ストーリーミッション」はメインストーリー置き場でありながら、多くの重要メインストーリー、特に決着編は「イベントヒストリー」の方に格納されています。
 有名ソシャゲとしては『グランブルーファンタジー』の周年イベントがメインストーリー級とか、メイン越えとか、劇場版とか言われることがありますが、あちらはそれでもメインストーリー枠とイベント枠は別物として切り離されています。
 千年戦争アイギスにおけるメインストーリーは「ストーリーミッション」と「イベントヒストリー」の両方にUI的な導線や誘導もなく「混在」しています。これが本当にややこしい。

 というわけでこの切り離せない2つのコンテンツをどう渡り歩くと「メインストーリーが読めるのか」の案内版を作ろうと思い至ったわけです。

 千年戦争アイギスのメインストーリーはシンプルにまとめてしまうと以下となります。

 第一部、第二部などの呼称を公式は設定していないので、この記事独自の解釈・設定となりますが、魔王と三女神という存在が極めて重要な作品であり、その部分を追いかけるのが第一部。こちらはストーリーラインとしては完結しています。
 第二部はそこを経てさらに別の神々との関係性が描かれていく流れとなっており、こちらは現在進行中であり完結していません。


○メイン第零部、王城陥落~奪還まで

 ゲームを開始するとチュートリアルとして「ストーリーミッション」が開始されますが、そのまま「ストーリーミッション」を進めて大丈夫です。

 「ストーリーミッション」の第2章・王城奪還までが千年戦争アイギスのはじまりの物語です。ここから全てがはじまりますので、進めてしまいましょう。

 そこから第3章へと進むか、10年分という膨大な物量が待ち構えている「イベントヒストリー」へと進むかは自由ですが、「混在」がはじまるのでターニングポイントの案内をはじめていきます。



 まず「ストーリーミッション」の3章~8章。好きなタイミングで進めてもらって大丈夫なのですが、「イベントヒストリー」を触ることなく8章まで到達してしまったら一旦止まっていただいて「イベントヒストリー」を進めることを推奨します。
 「ストーリーミッション」の6~8章では「第一部・魔王と三女神編」としたストーリーの最上級重要エピソードが展開されます。が、それを見た勢いのまま9章以降へ進んでも「魔王は出てきません」。そして第一部の物語をクリアした状態で「第二部・ポセイオス編」が普通にはじまります。

 大体ここで意味不明になります。

 では、それらを捜し求めて「イベントヒストリー」へと進みましょう。


 「イベントヒストリー」ではリアルタイム運営型であるソシャゲとして、実装された順番で格納されています。新規はまあまあシビアな解放条件が設定されており1年目から順にしかプレイできないはずなので、その通りに進めましょう(恒常化していない特殊イベは多数あり)。

 ここで既に「ストーリーミッション」を8章まで進めていた場合は「イベントヒストリー」をひたすら掘り進めるだけで「第一部の物語の完結」を見届けることができます。普通に魔王出てきますし、「ストーリーミッションに出てきたアレはこことつながっているのか!」とそこまで迷わずに咀嚼できると思います。

 「ストーリーミッション」を放置して「イベントヒストリー」だけを進めた場合も案内しておきましょう。


 4年目の「神殺しの聖槍」までは普通に進めて問題ありません。王城奪還後の第一部の基本ムーブは「王国を基点に王子が世界を転戦する」であり、その部分は「ストーリーミッション」も「イベントヒストリー」も共通なので、時系列などはあまり深く気にせずに楽しめると思います。
 「神殺しの聖槍」まで到達したら「ストーリーミッションを8章まで進める」ことを推奨します。この2つは『完全に連動しているメインストーリー』という関係性を有しており、第一部クライマックスへとつながる一大ターニングポイントのエピソードが展開されるためです。

 「ストーリーミッション8章まで」「イベントヒストリー4年目まで」の両方を達成したら「イベントヒストリーを6年目まで」進めましょう。「第一部・魔王と三女神編」のクライマックスは「イベントヒストリー5~6年目」+恒常化されていない特殊イベで展開されます。

 恒常化されていないものは考えても仕方ないですし、補足枠程度の重要度でもありますのですっぱり諦めましょう。定期的に復刻はしてくれます。

○英傑にいつ触れるか

 メインストーリーにおいては「英傑」と呼ばれる存在が重要な役割を果たします。ガチャでのいわゆる「リミテッド枠」でもあり、開始直後に英傑がもらえるチケットなんてのも目にしているかもしれません。この英傑が絡んでいる恒常高難易度コンテンツが「英傑の塔」だったりします。

 この英傑の塔は好きな時に触ってもらって問題ありません(エンドコンテンツではあります)。
 また、ガチャキャラの英傑も入手できたなら自由に使用しましょう。ソシャゲはそういうものとして楽しんでもらえればいいと思います。
 ガチャキャラの個別エピソードを読んでしまったらそれは自己責任にはなりますが、「英傑の塔」を進めて「メインストーリーを読む楽しみに重大な影響が出ることはない」のでそこは大丈夫です。

 「英傑の塔」の上にある「魔神降臨」「大総力戦」も若干メインストーリー関係者が出てきますが、独立したフリーミッションコンテンツとして割り切って好きに触ってもらって大丈夫です。


○第二部のはじめかた。

 まず「ストーリーミッション」の第9章ですが、これは独立したインターミッション的存在ですので、好きに触ってもらって大丈夫です。実は第一部進行中に読んじゃっても大丈夫です。8章まで駆け抜けてきた人がそのまま進むと完全に別の話なので「魔王は?女神は?今までの話は?」となるだけですので。
 10章以降は「第二部・ポセイオス編」です。第二部は「ディアス編・ポセイオス編・ハイドース編」の3つに分かれるのですが、この3つは連動しているようで連動していない奇妙な関係性を持っています。
 記事製作者主観による推定ですが公式は「ストーリーミッションをポセイオス編の置き場所にしよう」と定めた節がありますので、ポセイオス編を堪能したい場合は「ストーリーミッション」を進めましょう。と、言いたいところなのですが「イベントヒストリー」の方に「第一部の後日談」「第二部全体の序章」が格納されていますので、そちらを見てから第二部を楽しみたい方は先に「イベントヒストリーの7年目以降」を触ることを推奨します。


 「イベントヒストリー7年目」は「第一部の後日談」と「第二部の幕開け」エピソードが多く収録されています。ほぼほぼメインストーリー枠としてしまって問題ないでしょう。

 「イベントヒストリー8年目以降」は第二部の中でも「ディアス編」がメインとして多く収録されています。「ディアス編を堪能できるのはイベントヒストリー+恒常化されていない特殊イベ」と覚えましょう。

 第二部の重要エピソードである「ハイドース編」は恒常化されていません。定期的に「帝国大戦」という期間限定イベントが開催されますが、それが「ハイドース編」です。
 第一部の「魔王と三女神編」で超重要存在であった帝国がメインのストーリーラインとなりますので、第一部をクリアしている状態でプレイする方が楽しめます。


 最後に整理しておきましょう。


第零部 「ストーリーミッション1~2章」
第一部 「ストーリーミッション3~8章」+「イベントヒストリー1~6年目」
第一部後日談+第二部幕開け 「イベントヒストリー7年目」
第二部ディアス編 「イベントヒストリー8年目~」
第二部ポセイオス編 「ストーリーミッション10章~」
第二部ハイドース編 「特殊イベント・帝国大戦」

こんな感じですね。
奥深い物語が多くの感動を与えてくれる千年戦争アイギスライフを是非とも楽しんでください!!!!

千年戦争アイギス
https://aigis1000.jp/


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