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Photo by kakato5454

【実体験】「共同経営」×「信頼関係」＝地獄への片道切符だった話

Hal9000

これは、私の地獄体験記。
会社を共同経営しようとしている全員に読んでほしいと願っています。

「お互いの得意分野を活かせば、最高のチームができる」
「信頼しているから、契約なんて細かく決めなくても大丈夫」
「今はお金がないけど、事業が軌道に乗ればちゃんと払うよ」

── そう信じて、全力で働いた。
でも、最後に待っていたのは、会社資金の私的流用と、一方的な契約違反、そして疑惑を押し付けられる理不尽さだった。

これは、私が 「共同経営」のリアルな落とし穴 にハマり、そこから学んだ教訓を共有する話です。
「友人だから大丈夫」と思っているあなたにこそ、読んでほしい。

【1. 共同経営のスタート】── 信頼で始まったビジネス

「この事業（SNSコンサル）、一回ちゃんと会社にしてやってみようよ」

昔からの知人から誘われたとき、私は迷わず「やる」と答えた。
彼とは大学時代にプロジェクトを組んでいたし、お互いの強みを活かせば、きっとうまくいくと思ったからだ。

彼は 経営 が得意で、私は マーケティング・コンテンツ制作 に強い。
「役割分担が明確なら、最強のコンビになれるはず」
そう思っていた。

お金の話も、一応していた。
「今は資金がないけど、会社が安定したらちゃんと給料を払うよ」

（契約はなくてもいいよね？）
（信頼関係があるし、何かあれば話し合えばいいから）
そう、思っていた。

私は、まさかこの 「甘さ」 が、自分の首を締めることになるとは、まだ気づいていなかった。

【2. 会社経営のリアル】── 何かがおかしい

半年が経った。
私は無報酬のまま、朝から晩まで仕事をしていた。

「もうすぐ安定するから」
「今はみんなで耐える時期だから」

そう言われ続けながら、私は自分の貯金を切り崩し、生活をやりくりしていた。

でも、ある日、私は とんでもない違和感 を覚えることになる。

「経営が苦しいはずなのに、なぜ彼は頻繁に海外旅行に行っているの？」
「私には給料を払えないと言いながら、なぜ高級レストランで食事をしているの？」

不審に思った私は、資金の動きを確認した。
そして、とんでもない事実 を知ることになる。

【3. 会社資金の私的流用発覚】── 裏切られた瞬間

会社の資金が、明らかに、めちゃくちゃ、私的な用途に使われていた。
しかも、それは一度ではなかった。

私は直接、経営者である彼に問い詰めた。
でも、返ってきたのは 曖昧な言葉ばかり。

「経費としてかなあ、あとで説明する」
「まあ、落ち着いて。そんなに大したことじゃないよ」

── いや、大したことだろ！！！（経費の意味分かってんのか！）

私には給料を払えないのに、自分は会社のお金で豪遊？
「信頼してたのに…」という気持ちと、「これはもうダメかもしれない」という絶望感が入り混じる。

それでも、私は最後の望みをかけて、彼の説明を待つことにした。
……が、その「説明」は、一度も行われることはなかった。

【4. 退職の決意】── 逃げるしかなかった

私は、もうこれ以上、この会社には関われないと判断した。
そして、正式に「取締役就任を辞退する」ことを決めた。

だが、ここからさらに驚く展開が待っていた。

会社からの通知書には、こう書かれていた。
「貴殿が資金流用の事実を認めた」

── ……？？？

何のことかわからなかった。
私が違反行為をしたかのような文面。
会社を去ろうとした私に対し、「口封じ」 のような形で送られてきた通知書だった。

さらに、「秘密保持契約」として、
「この話を誰にもするな」 という条件がついていた。（なので、今回のお相手に関して「誰が」とは言えません。）

【5. ここから学んだ教訓】── 二度と同じ失敗をしないために

この経験から、私は 「共同経営の甘さが招く危険」 を痛感した。
そして、以下の 3つの教訓 を得た。

✅ ① どんなに信頼している相手でも、契約は必須

  • 口約束は危険。「言った・言わない」になる前に書面を作るべきだった。

  • 「給料の支払い条件」「資金管理のルール」「退職時の取り決め」 は、絶対に明確にしておくこと。

✅ ② 会社のお金の流れを把握する

  • 「お金がない」と言われたら、本当にないのか確認する。

  • 会社の資金管理が不透明なら、それは危険なサイン。

✅ ③ 違和感を覚えたら、すぐに行動

  • 「おかしい」と思ったら、すぐに調べる。

  • 後回しにすればするほど、被害が大きくなる。

6. これを読んでいるあなたへ

もし、あなたが 誰かと共同でビジネスを始めようとしている なら、
この話を 「他人事」 だと思わないでほしい。

「信頼してるから大丈夫」
「契約書がなくても平気」

── その考えが、あなたの未来を狂わせるかもしれない。

✅ ビジネスを始めるなら、契約を交わす
✅ 会社のお金の流れは必ずチェックする
✅ 「おかしい」と思ったら、すぐに動く

これが、私の実体験から学んだことです。

🔥 あなたなら、この状況どうする？
もし似たような経験があれば、ぜひコメントで教えてください！💬

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