海外協力隊ぱんじゃ日記🇨🇴準備期間6日目

11月10日(日)

今日も休日。
今日の予定は「映画」と「ピザ」、だけ。



朝から映画「サウンドオブフリーダム」を観に、広島市で唯一(おそらく)上映していたシネマサロンに。

初めてのシネマサロン。そして初めての畳席♪
身体はリラックスして楽な状態で鑑賞に集中できました。



訓練中に
■教育グループ
(小学校教員隊員さんが声をかけてくれて、自主的にできたグループ。週に1回くらい集まって、教育に関するトピックについて情報交換や意見交換したり、何人かの方が模擬授業をしてくださったりした。)
■チームコロンビア

でおススメされた映画。



実話を元にしたストーリーで、扱っているのは児童人身売買の問題。
舞台は主にアメリカ合衆国と中南米の国々。
その中でもコロンビアが主な舞台で、私が派遣される予定の街の場面もたくさんあります。



だからこそおススメされたのですが、
一方で心配性で怖がりの私
(訓練中も犯罪防止の授業などで恐怖心が高まり、「もう行くのやめようかな」と本気で悩んでいた)
を知っているコロンビアメンバーからは、観ないほうがいいんじゃない?と心配する声もありました。

でも知らないほうが怖い、観たい、と思えたから、観に行きました。



一緒に観てくれた人がいてよかった。
すぐに感想をわーって言うわけじゃなく

1日の残り時間でポツリポツリと思い出したことを言う感じ。

しっかり心も体力もしっかり消費
全身で鑑賞。

怖いけど
衝撃だったけど

でも知れてよかった。
というのがかんたんな感想です。

知らないことが多すぎる。今実際に起きてることなのに。



今世界で起きている問題についても、問題とか関係なく今から行くコロンビアという国についても
知らないことばかり。

そんなことを愕然と実感した時間でした。

知らずに生きていけるんだもの。
でもそれでいいんだろうか。

でもそれが私の国際協力に興味を持った最初の一歩、原点かもしれない。

そう思ってもなかなか知ろうとできないもの。私は。
こういうほかの国に住む!という機会がなければもっと。

だって知ることはとってもエネルギーのいることだと思うから。



もっとコロンビアに行く気持ちゆらぐかなと思っていましたが、「行きたくないな」とは思いませんでした。

思ったより覚悟は前進しているのかも。



余談ですが

行ったことない中南米の国々に親近感を覚えたり(訓練中に出会った仲間の顔が浮かぶ)

中南米シーンででてくるスペイン語会話がなんとなくわかって感動したり 
(私は英語もできないので、むしろスペイン語の方が耳に馴染んでました)

そんな発見もありました。



苦しいくらいランチ食べて
歩いて帰って

なんでもない休日が
とてもしあわせだなぁと思いました。

わちゃわちゃ生き急ぎすぎていた1週間を一回リセットできました!



気になる人は「サウンド・オブ・フリーダム」ぜひ検索してみてください。

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