目の前にいる人
目の前にいる人にいかに接るか。
それは、いかに。
目の前にいかに集中しているか。
これが、難しい。あれこれ違う次元で考えているような状態。
どれくらい大切にできるかというのも肝要なことである。扱いがぞんざいであるとそういうものは自分に返ってくる。
身近な存在、接する機会が多いと尚更である。
接する頻度に比例して相手に対して目につくことが多くなると思っている人もいるかもしれない。その相手に対して目につくことというのは、自分自身のうちにも内包しているものの可能性がある。
そういうものが目に見えなくとも態度で分かるように相手に伝わってしまうこと、往々にしてある。
そんなものの積み重ねで関係性に齟齬が生じること、これまた然りである。
自分の人に対する態度や言葉というものはそうとう意識して変えるなど負荷をかけ続けて無意識化でできるレベルまで浸透させないと難しい。日常生活で言うと食事をした後、頭で考えることなく自然と歯磨きができるレベルのようなことである。
そのように自分を変えて初めて目の前にいる人、接する機会の多い人に対してどう対応していくことができるかの土俵に立つことができるような気がする。