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日本から世界に通用するソフトウェアをつくる

糸井重里さんの「インターネット的」という本が好きです。

この本は20年前の2001に出版された本。
この時代ってスマホも常時接続もない時代に
インターネット的の面白さ、可能性を言語化している神本なのですが
その要素が「リンク」「シェア」「フラット」の3つ。
これらについて別で語るとしてプラスワンとしてあがるのが
「グローバル」。
映画サマーウォーズのラストシーンのように
田舎のたった1人のために世界中から元気玉みたいな感じで
色んなエナジーが集まって奇跡が起こるみたいなことがありえる。

僕が大検取って大学へ行くことを決めて高校を中退したのも2001年。
生きた英語を学びたいと思って参考書ではなく
英語でチャットするコミュニティを作った。
楽しかった。インターネット最高って思った。

でも2022年の今、全然海外と繋がれていない。

上記でマザーハウスの話を書いたけど、そこの経営理念は

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」

となっている。これって言い換えると途上国から世界に通用するブランドって今まで出てないよねということを意味する。

そこで思うのが日本から世界に通用するソフトウェアというのも見当たらない。
Apple Google Salesforce Slack Notion Asana Trello全部海外製だし
国産ツールはそれぞれ海外競合が強すぎて世界展開がうまくいっているという話をあまり聞かない。

会計や勤怠管理などは日本の商習慣にがっつり紐付いているし
チャットや文書管理、商談管理などは海外に強いプレイヤーがいる。

ただ、「タイムトラッキング」は世界と戦えると思う。
「打刻めんどくさい」を解決するための提供価値は
言語にも商習慣にも依存しない。

上記でも少し書いたけど僕たちは「誰が」「いつ」「何をしていたのか」という情報だけをひたすら貯めることに注力し、その後の活用は積極的に他のツールと連携していく。

戦える。ソフトウェアで外貨稼ぐことにもチャレンジしていきたい。

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