実物とアニメ絵の違いの難しさ
今回はアニメ絵の難しさについて少し自分なりに考えてみたいと思います
アニメーションに関しては模写力がかなり重要になってきます
絵に関してだけ言うとキャラクター設定と呼ばれる設計図に描かれている通りに描くことができれば言い過ぎですが仕事になります
キャラの頭身、顔などは突き詰めると比率です
真正面の比率がわかったところで
様々な角度で描けないといけないのでそう簡単にいくものではないのですが・・・
なのでこの比率について掘り下げつつ自分なりの考えをお話します
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絵に関する本では八頭身が理想的の頭身といわれています
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実際の日本人男性は七頭身が平均みたいです それで足が短い人が比較的多いのかな
加えてスタイルが良い人もそんなに多くないと思います
普通に生活を送ってきた人の場合、生活の中で街や学校などで他の日本人をずっと見てきたわけなので普通に考えると頭の中にもそのスタイルで無意識で頭の中に記憶されているはず(?)
なので絵にかくときそれの癖?を矯正しながら描かなくてはいけないのでは・・?
どこかで日常的に目に入ってくる他人などの背格好が癖になっているのでは?と思ってしまいます
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蛇足ですが
小さいころからテレビやアニメや漫画を見てきてその絵を描いてきた人は実際の人よりもそっちのほうが目にはいっていたり絵にも描いてるのでそっちが通常のものとして無意識に頭の中の人間として記憶されてそうな気がします
で、ここからが難しい要因になるんですが
アニメーションは実際の動きをアニメのキャラに演技させます
ということは仮に一般的な人が実際の動きをして動画に撮ったりしたりしてそれを生かしてアニメの絵を描こうとするとそっくりそのまま参考にはできません
美しい頭身やスタイルに直して描かないといけないという技術が発生します
これが思ったより難しいのです
ちょっと話が違ってくるんですが正確に出力されている3Dモデルを2Dのキャラに直すのも難しいです(人によるのかな)
次回で人体のパーツをデフォルメしていることによっての難しいさについてお話したいです