電車の中で何もしていない人って怖い?
最近あった事
結論から言うとタイトルを表す人は私のことなのですが…笑
とある平日の昼間、イヤホンを忘れたので音楽すら聞かず、マインドフルネス瞑想の練習がてら最初5分ほど目を瞑ってガタンゴトンと揺れる音をBGMにじっとしていたのですが、どうやら寝てしまいそうだったので途中から目を開けていました。
車内はそこそこ空いてたので、間隔は適度にあけて座っていましたが、斜め向かいの人はずっと画面を睨めっこしている様でした。
一方の私は、目をぼんやり開けているだけで、キョロキョロもせず、ただ鞄を抱えて座っているだけでしたが、しばらくすると「何もしていない」私の事が気になるのか、その人から2、3回チラ見されるのを感じました。自意識過剰ではなく、私の両隣も誰もいなかったので、その視線の対象は私なのでしょう。ちなみに向こうも女性です。
私は体質的に三半規管が弱いのか1人で電車に乗っている時、スマホの画面の字を追ったり読書をすると酔いやすいので、電車内では外の景色を見ながら音楽を聴いているか寝ていることも多いですが、外をずっと眺めていても目が疲れるし、イヤホンつけ続けると耳が痒くなったりするので、結果的に何もしない無課金形態をとりたくなります。
で、何が言いたいかと言うと。目をぼんやり開けてただ過ごすだけで、他人にその状態を気にさせてしまうなら、「何もしていない人」に対する異質感、と言うか…皆何かしてて当たり前だから、何もせずに過ごしている私が、時が止まってる宇宙人の様に奇妙にも見えるのでしょうかね?笑
別に人間観察していた訳でもないのですが、難しい〜
なので、逆に私の意識がその居心地の悪さに傾いてしまうと、マインドフルネス状態を保ちにくくなるので、電車とかバスの中でそれをする際は必ず目を瞑る一択で行った方が良いな〜とも思いました。
暫くして、そろそろ降りる駅に近づいてきたので立ち上がって扉の前に行きました。
その時、怪しまれない程度になんとなーく車内を見回したところ…確かにほとんど皆、「 何か 」していました。
まぁだいたい予想通りでもあるのですが。
「何もしていない」1割の年齢層
ざっくりした割合としては→
スマホを見てる 7割 : 2人組が会話1割:何もしていない1割:寝ている 1割
ってとこですか? 読書している人が居たかは覚えていないです。
ちなみにこの「何もしていない1割」は、私と残りは推定70歳以上の高齢者の方達でした(^ω^)
そうなんですよね、高齢者の方々は、何もせずにただ車内での時間を過ごされている人が多いという印象を受けます。
スマホを持たない、あってもわざわざそんな時に小さい字を見ようとも思わないとか、読書したくても杖を持っているから本を手に持てないパターンなど、色々あるかと思います。
それでも、スマホで指がせかせか動くような雰囲気もなく、ゆったり外の景色を見て楽しんだり、多少の考え事はあれど基本的に何もせずに過ごされているのが自然体でいいな〜と思ってしまいます。
そんな方達に、既に身についているマインドフルネスの姿勢が感じられます。
あ、そうか…私にはまだその自然体さが身についていないのかな??笑
昔はどうだったんだろう
20年ちょい前で考えると、私は高校へ電車通学していましたが、もう携帯電話も音楽プレーヤーも普通にあり、果たしてそれは現在と近いのか…比較できるようでできない微妙なラインなのですが、それでもやはり今の時代の方が、皆んな「何かしている」という印象が強いです。それも、ダントツにスマホの使用で。
たまに時代背景が昭和初期〜中期が舞台のドラマやアニメを観ると、通勤通学中の路面電車の車内のシーンとかありますよね、新聞や本を読む人がいる一方で眠りもせず薄目を開けてじっと座っているだけの人も普通に居たような気がしますが…それは周りからどう捉えられていたのだろう…おそらくその割合は現代よりも多いはずです。
時間の使い方もやっぱり違うのですよね。現代は基本的に寝てる時以外、色んな事が同時進行でそれが脳内の支配にも及んでいるような。
しかし昔も家事や仕事に色々忙しくても、テレビがないから会話を楽しんだり、または静かに食事に集中したり。目の前の一つの事に意識を向ける時間、つまりマインドフルネスな時間を現代よりも多く持てたのだと思います。
それでも何もしないで過ごしたい
「 全力で「何もしない」をするって…いいもんだよーーー♫」と、
声高らかに叫びたいのですが、理解されるには時間が掛かるのも承知のこと。
電車内で何もせずに過ごす人が居たら、「きっとMoonって人と同じ人種なんだわ」と思っといて下さい🌝笑
でも今後もっとマインドフルネス習慣が広がっていけば、こういうシーンが異質なものでなく、普通になる日も来るかもしれないので私はその日を待ちながら自分で実践を重ねていきます🙏